新しい総合的認知症ケア研修会(東京会場)
会期 | 2018年09月15日(土曜) |
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時間 | 10:00~17:00 |
会場(県) | 東京 |
会場(会場名・住所) | 人事労務会館(東京都品川区大崎2-4-3) |
主催 | 日本通所ケア研究会 |
内容 | 介護の専門性が高まる認知症の方への支援方法を導き出す
【開催する目的】 認知症の人は私たちと何が違っていて、何が同じなのかを考えことはありますか?違いは、認知症という疾患が「ある」か「ない」かの違いだけなのです。しかし、認知症ケアが難しいと感じてしまうのは、「言うことを聞いてくれない」「リハビリの指示が入らない」「認知症だからできない」という介護者側の視点による感じ方や介護者が困らない介護者側都合のアセスメントが原因ではないでしょうか。今回のこの研修会では【介護の専門職・プロとして専門性を高める】ことを目的に、日々の現場ケアの見直し、困難事例への対応、そしてもっとその先を勉強してみようと思えるワンランク上の総合的な認知症ケアのアプローチを学んでいただきます。 【講座1】10:00~11:45 こんなアプローチがあったんだ!認知症ケア最前線 ~「基礎知識のおさらい」から「明日から使えるケアのヒント」まで~ 講師:石原 孝之氏(コミュニティホーム長者の森 取締役) <予定している当日の内容> ・中核症状と周辺症状(BPSD)の基礎知識と関係性 ・その場しのぎのケアはもうウンザリ!明日から使えるケアのヒント ・世界の認知症ケアから学ぶケアメソッド ・コミュニティホーム長者の森の取り組み ・はたらくグループホーム、お年寄りと子ども(ふじのくに型共生施設) ・ネロリカフェ(認知症予防カフェ) ほか 【ランチョンセミナー】12:05~12:35 ※受講を希望される方はお弁当をご持参ください BPSDへの対応 ~PACEP理論から導く根治ケア~ 講師:妹尾 弘幸氏(総合介護施設ありがとう 総施設長) <予定している当日の内容> ・PACEP理論とは ・PACEP理論の基本的な考え方 ・PACEP理論を用いて 事例1 ・PACEP理論を用いて 事例2 ほか 【講座2】時間:12:45~14:00 新しい総合的認知症ケアの実践(1) ~介護職でも実践できる認知機能の維持・改善、認知症予防トレーニング、認知症リハビリ~ 講師:浅野 有子氏(非営利一般社団法人あっとほーむいなしき 代表理事/作業療法士) <予定している当日の内容> 認知症者へのリハビリテーション専門職種の治療的(医療的)支援効果とケア的(生活的)支援とが進化しています。ケアチームの総力と連携で展開されるチームリハビリテーションへの期待は大きいと思われます。このセッションでは作業療法のエッセンスを中心に治療的リハ支援の概要と実践をお示しします。 ・リハ専門職の評価やプログラムの具体例の提示と応用展開 ・介護専門職の支援においての新しいリハの視点と具体的な手法 ・アクティビティ、身体機能改善、認知機能改善の併用(一部実践) ・認知症の方の脳力を最大限に引き出し、適応能力を引き出す視点(基本練習・基本作業) ・対象者の暮らしとそれを支える家族の暮らしの課題にしっかり向き合う ・排泄や更衣、料理や買い物、趣味や生きがい、コミュニテーションや役割遂行といった生活行為を具体的に向上していく認知症リハビリテーション(応用練習・応用作業) ・認知症の方やその家族が様々な支援や資源を活用し日々を有意義に自己実現していけるような地域づくり(社会参加・社会適応作業) ・バランスの取れた基本練習、応用練習、社会参加の連動で効果的なリハの実現 【講座3】14:15~15:30 認知症の方に効果的なADL・IADLプログラムとケアの工夫 ~全国から見学者が多数訪れる総合介護施設ありがとうグループの現場実践から~ 講師:村上 理恵氏(看護小規模多機能型居宅介護ありがとういいね 介護福祉士/認知症介護実践者研修修了) <予定している当日の内容> ・「社会参加」「交流」に向けて季節行事やイベントを楽しむ ・個々に合わせた豊かな時間づくりの工夫 (木工作業・習字・畑づくり・園芸活動・縫い物・読書など) ・日常生活場面における役割づくりの工夫 (調理・洗濯物たたみ・干し・ 食器洗い・拭き・盛り付け・配膳・下膳・お茶くみなど) ・近隣の豊かな環境を生かした五感への刺激 ・事業所での取り組みを最大限に生かす!在宅での生活を限界点まで高める家族支援の工夫 ・実際に効果のあったご利用者の事例紹介 ほか 【講座4】15:45~17:00 新しい総合的認知症ケアの実践(2) ~本人の残存能力を引き出し自立を支援する環境、BPSDを防ぐ環境の考え方と実践~ 講師:妹尾 弘幸氏(総合介護施設ありがとう 総施設長) <予定している当日の内容> ・環境の種類 ・認識力低下に対する環境設定の考え方と実際 ・記憶力をあまり必要としない環境設定の工夫 ・注意の持続力が低下していても認識しやすい環境設定の工夫 ・手続き記憶を引き出す環境づくり ほか ※本研修は日本認知症ケア学会単位認定講座です(認知症ケア専門士単位:3単位) <詳細> 下記URLよりご確認ください https://www.tsuusho.com/new_ninchisyokea/ |
対象者 | 介護、医療、福祉分野に携わる方 |
参加費用 | 10,000円(税・資料代込み) |
定員 | 100名 |
申込方法・締切・備考など | 【申し込み方法】
下記URLよりお申し込みください https://www.tsuusho.com/new_ninchisyokea/ 【お問い合わせ先】 日本通所ケア研究会 〒721-0902 広島県福山市春日町浦上1205株式会社QOLサービス内 TEL:084-971-6686 FAX:084-948-0641 |
お問合せ先
団体名 | 日本通所ケア研究会 |
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担当者 | 小川真弘 |
電話番号 | 084-971-6686 |
FAX | 084-948-0641 |
URL | https://www.tsuusho.com/new_ninchisyokea/ |
info@tsuusho.com | |
住所 | 広島県福山市春日町浦上1205 株式会社QOLサービス内 |