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70歳以上の高齢者に一層の医療費負担
〜今年7月から実施の医療保険制度改正関連法案〜 |
2000.02.22
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政府は18日の閣議で、70歳以上の患者の外来一部負担を原則として定率一割とする医療保険制度改正関連法案を決定した。今国会に提出、今年7月から実施する。
高齢者の外来一部負担を現行の定額1回530円から定率一割に改めるなどの負担増で医療保険制度の安定を図ることを狙いとしている。
改正案
・70歳以上の高齢者
外来1割負担の上限は月3000円。ベッド数が200以上の大病院の場合は月5000円。診療所は1回800円、月4回までの定額制を選択できる。入院の1割負担の上限は月37200円。薬剤費一部負担を廃止。
・70歳未満
2002年度までに薬剤費一部負担を廃止。自己負担額が高額となった場合、一定額を超えた部分を払い戻す「高額療養費」については、患者の負担限度額を引き上げる。
・他
育児休業をとりやすくする為、保険料免除を現行の被保険者分だけでなく事業主負担分にも拡大。海外渡航中には保険給付を受けられない国民健康保険に「海外療養費」を創設する。
しかし70歳以上の患者は病院の規模などにより上減額が異なる為、病院の選択で支払い額が変わる。若干複雑なので表にした支払い例を紹介しよう。
支払い例
| 通院回数 |
医療費 |
定率制の病院や診療所での自己負担額 |
定額制の診療所での自己負担額 |
| 月3回 |
20000円 |
2000円
(1割負担) |
2400円
(1回800円×3回) |
月3回
(週1回) |
28000円 |
2800円
(1割負担) |
3200円
(1回800円×4回) |
月8回
(週2回) |
56000円 |
5000円
(ベッド数200以上の大病院)
3000円
(ベッド数200以下の中小病院や診療所)
「1割負担で5600円だが自己負担額上限がある為」 |
3200円
(1回800円×8回=6400円だが月4回までの定額制を選択できる為) |
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