「家電が知性を持つ時代」それはスグそこまで来ている。最近(ちょっと前かな?)話題になった「インターネット対応電子レンジ」や、全ての家電が通信機能を持つモデルハウスを展示している企業もある。さて、「密室の危険」なんて言うと古いサスペンス映画のタイトルみたいだけど、今日は「キケン」を見つけてくれる「浴室安全システム」を紹介しよう。
ノーリツは入浴中に高齢者が浴室で動けなくなった際に、給湯器の台所側のリモコンで異常を自動通報する浴室安全システムを国内で初めて実用化した。
システムの流れはどうなってるのかなぁ?
- 高齢者が意識障害などによって動けなくなる。
- 人検知センサーが判断。
- 給湯器の台所側のリモコンで音声と表示によって異常を自動通報。
ハードウェア構成はどうなってんの?
- 給湯器
- 台所リモコン
- 浴室リモコン
- 人検知センサー
特長って?
- 浴室内にいる人を検知するセンサー、アルゴリズム、通報装置をシステムとして国内で初めて実用化した。
- 浴室側のリモコンからボタンを押して自分で呼び出す従来の機能と意識を失って動けなくなった時に、自動通報する機能の両方を兼ね備えている。
- 設置はセンサーをシステムバスの天井に取り付け、浴室リモコンと接続するだけ。新たな電源の確保は不要。感電の心配もナシ。
- 「人検知センサー」は直径10センチ、重さ100グラムの小型。1チップで画像認識・処理が行える三菱電機製「人工網膜LSI」を採用。浴室の天井に取り付け、浴室リモコンと接続するだけで給湯器の付加機能として使用できる。
- 「人検知センサー」は浴室内を1024分割して「入口・洗い場・浴そう」の3つのエリアにおける人の動きのみを検知し電気信号に変える。このため、入浴者の入浴中画像が見えない。
- 人の動きが止まると浴室内に2回警告、それでも動かない場合は台所側のリモコンで浴室内の異常を通報。
- 給湯器の取替えの際や、既存のシステムバスへの後づけ対応も検討中。
- 浴室同様に密室空間となるトイレへの展開や、防犯・セキュリティへの応用も可能。
- 給湯器に既に組込まれている音声・表示機能を利用するため、外部に通報するための新たな機能も必要がなく、コスト削減に繋げている。
背景も含めてちょいと詳しく
価格はシステム単体で7万円程度とのこと。発売時期は来春のシステムバスと共に商品化予定。
高齢者にとって浴室は転倒しやすい場所でもあるが、特に冬場の入浴は脳卒中や心筋梗塞が起こりやすい危険性が指摘されている。これは大きな温度差による血圧の急激な上下が原因とされており、脱衣室・浴室の暖房の必要性が重要視されている。
同社は他に、浴室入口の段差がないシステムバスや、心臓への負担が少ない半身浴が可能な浴槽、浴室暖房機を既に発売しており、浴室安全システムと共に販売を計画している。
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