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「身体拘束」について調査
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| −呆け老人をかかえる家族の会、会員約6千人を対象に実施− |
2000/06/14(Wed.)
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福祉施設・病院などが介護・治療のために痴呆の高齢者などをベッドや車いすに縛り付ける「身体拘束=抑制」についての調査がおこなわれた。調査は「呆け老人をかかえる家族の会」の会員約6千人を対象に実施、そのうち600人から回答があったものだ。
「社団法人呆け老人をかかえる家族の会」は京都の家族を中心に1980年1月に結成され、現在では39都道府県の支部、6,500人の会員を擁する団体。
ちょっと意味深いジジツがわかってしまった。アンケートでは60%以上が身体拘束を「認める」または「条件付で認める」としているのだ。もちろん深い事情があってのこと。
調査結果
どんな行為が身体拘束にあたるか(複数回答)
- 「ベッドの上で体を縛る」90.7%
- 「施設内の特定の場所に閉じ込める」38.3%
- 「つなぎ服を着せる」32.3%
特別養護老人ホームなど福祉施設での身体拘束については
- 「認める」18.8%
- 「条件によって認める」44.8%
- 「一切認めない」10%
- また、病院での身体拘束についてはほぼ同様の結果となった。
身体拘束を禁止することについて
- 「大いに賛成」「賛成」71.5%
- 「反対」絶対反対」3.0%
拘束をなくすための条件として考えられるのは?
- 職員を増やす
- 痴呆について職員の理解を深める
- 施設の構造を変える
身体拘束は、高齢者の心身の機能を低下させるとして廃止する試みが各地で始まっており、厚生省も介護保険の対象になる施設での身体拘束を原則禁止とするなど、廃止の方向に向かっているが、痴呆の高齢者を持つ家族は身体拘束禁止を望みながらも、夜間の職員が少ない施設が多く、現状では拘束もやむをえないと感じているようだ。
また、同会が以前おこなった調査では親などの介護のために仕事を持っていた人の60%が離職を余儀なくされ、仕事を続けた人も30%以上が勤務場所を変えたり、勤務時間を短くするなどとしており、先の調査結果と合わせてみても、施設に頼らない介護の難しさを裏付けている。
今回の結果はなんとも悲しいジジツだ。でもでも。こうした取り組みが少しづつ状況を良くしていっている事もジジツ。正面からみんなで取り組むことが一番大事なのかもしれませんね。
社団法人呆け老人をかかえる家族の会概要
- 所在地:
- 〒602-8143
- 京都市上京区堀川丸太町下ル京都社会福祉会館内
- TEL:075-811-8195
- FAX:075-811-8188
- 代表理事:高見国生
- 事務局長:宮部弘治
- 顧問:長谷川和夫・早川一光
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