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めっちゃへっちゃった

−全国老人福祉施設協議会の調査結果で短期入所サービス利用率が激減した事が判明−

2000/07/25(Tue.)

大人の青汁
 介護保険制度によるショートステイサービス(短期入所サービス)の利用者がものすごーく減っちゃてる事が明らかになった。

 各地の市町村単位で同様の独自調査は以前より行われており、予測はついていたけども、今回、全国老人福祉施設協議会が調査したことにより、やっぱり全国的に減っちゃってることがわかってしまった。

 全国老人福祉施設協議会がおこなった調査によると、ショートステイサービスの利用率は昨年度に比べ約40%も減っていることがわかった。これはヨロシクないです。

 ショートステイサービスは、特別養護老人ホームや老人保健施設などに、要介護者が数日〜数週間だけ入所し、介護を受けるサービス。要介護者が入所している期間の介護する家族の負担を軽くする事により、高齢者の在宅介護を支援するサービスだ。

 介護保険の導入以前は利用できる日数制約は少なかったが、介護保険では高齢者の介護の必要度合いで利用日数が決められている。現在、利用枠拡大策が取られているがそれでも利用者にとっては「少ない」という現状だ。

 この調査は同協議会が加盟している230ヶ所の施設に対して行い、120ヶ所の施設から得た回答によるものだ。

 介護保険制度が始まった今年4月から3ヶ月間の短期入所ベッドの平均稼働率は44.3%、前年は70.1%で前年比36.8%減。

 稼働率が80%を超える施設は15.4%、前年は37.5%で前年比58.9%減。稼働率が20%を下回る施設は25.6%、前年は10.7%で前年比58.2減。となっており、全体的に利用されていない傾向が強い。


 全国老人福祉施設協議会では、利用されていない原因として挙げているものは…
  • 1割の自己負担分が利用者から重く見られている。
  • 介護保険制度によって利用回数に制限ができてしまい、利用を控えている。
  • 家族が冠婚葬祭など緊急時に備えて利用を控える=利用枠を温存している傾向がある。
としている。


 同協議会が厚生省に提出した要望書では、こうした結果を踏まえ、弾力的な利用が出来るよう、短期入所の利用限度枠と訪問介護など訪問・通所サービスの利用限度枠を一本化し、その範囲内で短期入所を自由に利用できるよう制度改善を求めた。

 登別市などは、独自アンケートを行い、8月からショートステイの特例措置を実施する。室蘭市でも7月から特例措置を実施する予定で自治体単位での動きも始まっているようだ。んにしても「制度を作ったら使われなくなった…」なんてオハナシはちょっと…ですよねぇ。


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