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4倍〜7倍upじゃないですか!

−厚生省がショートステイの利用限度枠を拡大修正−

2000/07/27(Thu.)

大人の青汁
 厚生省がショートステイ(短期施設入所)の改定案を医療保険福祉審議会部会に提示した。2002年1月から、これまで別枠としていた訪問通所サービスの利用限度と一本化する方針でドドーンと変わる見込みだ。

 ショートステイの利用限度枠は3月あたりに約2倍にしちゃおうなんて話があったけど、今度の改正案ではナント約4倍〜約7倍にドッカンと増えます。

 一昨日のニュースで「ショートステイの利用が低迷してます」って事をお伝えしたばかりだが、制度改正により利用が増加し、施設の経営も楽になるかもです。


どうなるっぽい?

 キーワードは「一本化」だ。現在は「訪問介護・通所介護系のサービスの枠=訪問通所サービスの枠」と「短期施設入所サービス=ショートステイの枠」は別々だ。これがまぁあれやこれやとややこしい。これを改正案で一本化する事により、自由度を高める。

 現行の介護保険制度では、最軽度の要支援から最重度の要介護5までの6段階の要介護度に応じて全ての介護サービスの利用限度枠が変わってくる。

 訪問通所サービス(訪問介護サービス=ホームヘルパー派遣など&通所サービス=通所リハビリテーションなど)の利用限度枠は「1ヶ月単位」。要介護度により「利用限度額」で分けられている。要支援で61,500円、要介護5で358,300円だ。

 いっぽう、ショートステイは基本的には半年間に7日〜42日間という「日数」で分けられている。しかもこちらは「半年単位」。要支援で7日、要介護5で42日だ。

 ん〜「1ヶ月単位と6ヶ月単位」そんで「お金の利用限度と日数の利用限度」。これだけでも僕の頭はヒートアップ。

 それに加え、訪問通所サービスの枠を使い残した場合に、残った枠を短期入所の利用に当てる「振り替え方式」なんてのも認められている。ここで僕の頭はパニック。

 しかも訪問通所サービスのように1割の自己負担分だけを支払うシステムとは違い、全額支払の後、自己負担分を除いた9割分を市町村に請求して受け取るってシステム。これで僕の頭のパニックはパンクする。ぷしゅうぅぅ。

 OK、今度の改正案は僕をクールダウンさせてくれそうだ。「一本化」…なんともスムースですっきりしたフレーズだ。

 さて「1ヶ月単位と6ヶ月単位」と「お金の利用限度と日数の利用限度」。どちらにフォーカスを合わせるのか?当然だけど「1ヶ月単位でお金の利用限度」という訪問通所サービスに合わせることになる。いいですよ。わかりやすいですよ。

 てなことで改定後は、ショートステイの利用は月単位の利用限度額に換算するシステムに変更される。要介護度に応じた利用限度額の範囲内なら利用日数を自由に選べるようになるわけだ。ナルホド。ありがとう。やっとクールダウンできましたよ。


一ヶ月の最大利用日数の例
要支援 6日
要介護1 16日
要介護2 18日
要介護3 24日
要介護4 27日
要介護5 30日


 前述の問題――「利用者が利用しにくい」「制度導入前はショートステイの利用制限がなかったので利用できる期間が短くなった」「家族が利用枠を温存し、施設の利用状況が落ちた」「利用者が費用をいったん全額負担するのは不便」等々は今後スッキリしそうだ。

 改正案は、市町村などの事務処理システムの変更に時間を要するため、2002年1月からからの実施を見込んでいる。あと1年半後…ま、なんにしてもイイ方向にいってるようです。


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