「ケアポケ」これは新種のポケモンで、このモンスターが登場するとお年寄りが元気になっちゃうってやつだ。ハイ、ぜぇんぶウソですごめんなさい。
ほんとはポケモンでなくてポケコン=ポケットコンピュータ。「ケアポケット」という新商品だ。ニッセイ情報テクノロジーが発売したもので、介護サービスの報酬(費用)を概算で簡単に算出することができる。
この作業には、厚生省から示されているサービス種類ごとの単位数が記載されたコード表と、電卓が必要になる。
まぁ一発でプランが決まれば多少は楽なのだろうけど、サービスの調整を行い、プランを練り直す度に、作業を繰り返して費用を算出をするのは簡単ではない。
逆に考えれば、いくつかのパターンを利用者に提示し練り直し練り直しでやっていくほうが、利用者にも安心で、要介護者やその家族に最適なプランができるだろう。
新製品は、ケアマネジャーがケアプランを作成する時の助っ人として活躍してくれる。ポケットに入るサイズのポケコン。
代表的なサービス種類とその単位数が記憶されており、サービスの回数を設定していくだけで概算の費用総額や自己負担額が計算できる。
大きさは、ワイシャツのポケットに入る程度だ。分厚いコード表と電卓を持ち歩くことを考えれば泣いて喜ぶ人もいるだろう…そりゃないか。
しかし、その効果は単に計算機のちょっとイイやつ程度ではない。お年寄りや家族とじっくりと話し合う時間が持てる事により、ケアマネジャー本来の業務に専念することができる。
「費用の計算に時間が掛かってしまって、肝心のケアプラン内容を詰めるのに割く時間が十分にとれない」なんて事も軽減されるし、持ってる人がハイテクな人に見えて羨望の眼差しを浴びる効果もある…こともないか。
ケアマネジャーだけでなく、ホームヘルパーの利用にも価値が出てくる。要介護者宅を訪問した際に要介護者からの「他サービスを受けた場合にどのくらいの費用負担が発生するのか」などの質問に対してすぐに答えることができる。サービスバリューが発生するワケだ。
主な操作は、「Enter」キー、「YES」「NO」キー、とF1〜F4のファンクションキーで行うことができる。その操作レベルは計算機と同程度の簡単操作だ。
ケアポケット仕様
- 表示:
- 96×64ドットマトリックス(FSTN液晶)
- 漢字全角8文字5行(12×12ドット)外字10種類
- 英数カナ文字16桁5行(6×12ドット)外字10種類
- 英数カナ文字縮小16桁8行(5×7ドット)外字6種類
- メモリー容量:64KB
- プログラム言語:BASIC(漢字対応、構造化命令対応)
- シリアル入力:RS‐232C準拠通信速度最大9600bps
- 演算精度:20桁(倍精度計算時)
- 電卓機能:計算行数12桁(独立メモリー、%、00キー)
- 電源:使用時間約70時間
- 動作用6V(DC)リチウム電池(CR2032)×2個
- メモリー保護用3V(DC)リチウム電池(CR2016)×1個
- サイズ:幅140×奥行72×厚さ13mm(ハードカバー閉時)
- 質量:約105g(ハードカバー・電池含む)
そして現在、通常価格19,800円がインターネット、FAX注文だと17,800円とお買い得だ。
もっぱら、池袋の女子高生の間では「あのギャル男よくなぁい?そいえば介護費用の計算めんどくねぇ〜?ケアポケもってるぅ〜?」と話題だ。なわけないか。
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