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2級ホームヘルパーの介護実習を受け入れる事業所へ助成金
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| −労働省が2001年度から導入− |
2000/08/28(Mon.)
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労働省はホームヘルパー2級の資格取得者を対象に、介護事業者による実習制度を2001年度から導入する方針だ。良質な人材を育成、確保するためのもので、実習生を受け入れる事業所には助成金を支給する制度。
ホームヘルパー2級の資格は、130時間の研修が義務づけられているが、そのうち実習は30時間しかなく、その半分をホームヘルパー養成講座などの教室での受講生同士の実習に振り返ることができる。そのため、実際の介護の現場での実習は15時間しかなく、それも守られていないのが現状といわれている。
介護保険制度スタートにより、「人材不足解消」の名のもとに、実習時間を短縮する速成研修が行われていたことが主な要因。現状、十分な実習を受けられないという問題があり、実務経験が不足したまま仕事を始めて、基本的な介護もできないホームヘルパーがいるという批判が目立つ。
同省はこういった問題を解決する為、実際の介護の現場で実習を経験してもらうのが狙い。実習制度は実際に実習生を介護現場に派遣、利用者に接してもらう。6か月間を上限に実習生を受け入れた事業所へ、1人あたり月5万円程度の助成金を支給する方向で検討中で、標準で2か月程度の研修を予定している。
実習申し込みは、労働省の外郭団体である介護労働センターが受け付けを行なう。また、厚生省ではホームヘルパー養成研修事業者に対し、15時間の実習を厳守するよう、自治体を通じて指導していくことも決めており、今後、自ら基準を緩和していた制度を、再び元に戻す方向となるようだ。
ホームヘルパー資格には1級〜3級があるが、実務経験が豊富な1級と、家族介護のために講座を受ける人が多い3級は制度の対象外となる。ホームヘルパーの1級〜3級資格取得者は1998年度末時点で延べ約552,000人。このうち2級取得者は237,000人となっているが、実際に働いている人は170,000〜180,000人程度にとどまっている。
同省は2001年度予算の概算要求に盛り込む方針だが、2001年1月に統合する厚生省との連携事業にすることも検討しており要求額を今後詰めていく。2001年度の単年度事業として始め、利用が伸びれば拡充する方針としている。
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