不動産中央情報センターは、介護付きマンション事業を推進する。
同社の所在地である、北九州市は全国の政令指定都市の中でも高齢化率がトップの都市ということもあり、同社はこれまで「有料老人ホームゆうゆう壱番館」を1988年に開設。そのノウハウを活かして「デマンド倶楽部」事業をおこなっている。
デマンド倶楽部はNTTの緊急通報装置を利用した通報・出動システムで、24時間体制で入居者の暮らしを守るサービス。
そのほか全国の警備保障会社100社と提携して、警備保障サービスを受けられる「24時間緊急通報サービス」、在宅・家事介護サービスが受けられる「24時間元気宅配サービス」などのシニア事業を展開している。
今回、同社では遊休地の所有者に介護付きマンション建設を働きかけ、完成した物件を借り上げる方式で、介護付きマンションを2002年夏までに北九州市で10棟、270戸供給する計画。入居者には居住権を販売する形態となる。
居住権は10年間で500万円〜1000万円。10年以内に退去すれば割合に応じて返金するが、10年以上住んでも追加金は不要。他のコストは、管理費が月額5万円のほか、介護のサービス費が標準で月額5万円前後となっている。
各室の面積は25平方メートル〜40平方メートルで、1人か2人で入居が可能。トイレと洗面所を各室に設置し、鍵の管理は入室者に任せる。共同施設は食堂や娯楽室、リハビリ室など。ホームヘルパーが常駐し、介護体勢は入居者3人につきホームヘルパー1人となっており、手厚い介護体勢を整える。
また、プライバシーへの配慮として、入浴や食事などをホームヘルパーが世話する以外は入居者の行動に干渉しない方針で、そのほか、非常時に備えて定時の各室訪問や見回りを充実するほか、各室に緊急呼び出し装置を設置する。
現在3棟を建設中で、年内にも70歳以上の高齢者を対象に入居者の募集を始める。
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