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大きな文字表示の高齢者向け電子辞書を発売
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| −セイコーインスツルメンツの電子辞書「UD550」− |
2000/09/20(Wed.)
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「でぇっかい文字だなぁ」セイコーインスツルメンツが開発・発売した電子辞書「UD550」を見たひとは思わず声に出してニヤリとしてしまうかもしれない。
同製品は「全ての人に使いやすい」をコンセプトとして、ユニバーサルデザインを採用した電子辞書。
デザインには多くのユニバーサルデザイン商品の開発に実績が有り、第一人者である中川聰氏やトライポッド・デザイン株式会社の協力を得て開発。
A5サイズほどの大きさで、表示領域はハイコントラストのうえ大画面を採用、画面上の1文字が約2cm角と、他の電子辞書と比べて2倍ほど大きい文字サイズを持つ。
内蔵辞書は、三省堂の「デイリーコンサイス国語辞典」の約7万語ほか、「ことばの手帳・四字熟語」から四字熟語700語とその意味・用例などを収録。
視認性・操作性を重視した設計で、視認性の面では白内障や緑内障の人でも使いやすいよう、キー配色に大きく太い特殊な書体とコントラストのはっきりした色を採用。
操作性の面では基本キーを50音キー配列を採用しわかりやすくしたうえ、ひとつのキーのサイズを1cm角ほど、キー同士の間隔も大きくとり、押し間違いが少なくなるなど、操作性を向上。
さらに電源のオン・オフのボタンを別々に設けたり、シフトキーの操作を排除するなど、従来、高齢者にはわかりづらいとされていた点にも配慮がなされている。
特長
「デイリーコンサイス国語辞典」の文字情報をまるごと収録
- 日常の言葉の疑問に必要十分な情報を収録した三省堂「デイリーコンサイス国語辞典」の巻末付録を除く文字情報をまるごと収録
- まず見出し語を大文字表示する字引き優先設計
- 知りたい言葉を入力すると、まず見出し語を24ドット×24ドット、22mm角の大文字で一行表示。電子辞書の使われ方で最も多い、字引きとしての使用に便利な設計
- 意味を知りたい場合にはもういちど「決定」キーを押すと、一覧性を重視した16ドット×16ドット2行表示に切り替わり、国語辞典の内容を表示
読めない漢字からも国語辞典が引ける漢字検索機能
- 漢字検索機能で読めない漢字を部首や総画数などのヒントから読み方を調べ、さらにその語の意味も国語辞典で調べられる
- 複数の漢字でできている熟語の場合、音読みか訓読みかが分かる漢字を頼りに、その熟語を検索することが可能
「ことばの手帳・四字熟語」で四字熟語約700語を強化
- 三省堂「ことばの手帳・四字熟語」より四字熟語の約700語と意味・用例などを収録
四字熟語ゲーム
- 電子辞書に気軽に親しめるよう、頭の体操ができる「四字熟語ゲーム」を開発搭載
- 四字熟語のうち2文字を隠し、候補として表示される漢字から当てはまる漢字を探すゲーム。正解しても不正解でも、四字熟語の意味が確認できる
- 1回に15問が連続して出題され、正解率によって「横綱、大関、関脇、小結、平幕」の5ランクの成績が表示
- ゲーム中にもお相撲さんのかわいいイラストが表示される楽しいオマケつき
取り扱い説明書も大きな文字
- 従来よりも大きな版型、大きな文字を使用し、読みやすさに配慮
仕様
- 出典:
- 三省堂「デイリーコンサイス国語辞典」
- 三省堂「ことばの手帳・四字熟語」
- 表示構成:32×96ドットマトリクス
- 使用温度範囲:0℃〜40℃
- キー配列:50音配列ラバー64キー
- サイズ:幅147mm×奥行190mm×厚さ38mm
- 電源:単3電池×2個
- 電池寿命:アルカリ電池約250時間(連続使用時)
- 質量:約350g(電池込み)
- 税別価格:16,000円
製品は全国のイトーヨーカー堂で発売開始されている。電子辞書はモバイルコンピューティングの概念により、これまで携帯性を重視した製品がほとんどだった。
同製品は違う方向性「ユニバーサルデザイン」を前面に出したシニア向け製品となっている。
英和、和英などを含め、電子辞書は年間約300万台販売されているが、セイコーによるとシニア向け電子辞書は通信販売などで人気を呼んでいるとのことで、1999年度の販売台数は前年度比約50%増となっている。
ハイテク機器を敬遠する高齢者のかたでも同製品を使ってみれば、フツーの辞書より使いやすいと思うハズ。そこでハイテク機器に目覚めて、パソコン→ネット→ふくしチャンネルと…ちょっと道のりが遠いか。
問い合わせ先
- セイコーインスツルメンツ株式会社お客様相談室
- TEL:0120-052-440
セイコーインスツルメンツ株式会社概要
- WEBSITE:http://www.seiko-instruments.co.jp/
- 所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-8
- TEL:043-211-1111
- 代表者:代表取締役社長服部純一
- 従業員:5,600名
- 設立:1937年
- 資本金:10億円
- 年間売上高:1,986億円(1999年度、含むセイコー精機323億円)
- 事業内容:
- コンポーネント事業:
- カスタムモジュール
- CMOSIC
- 液晶ディスプレイ
- マイクロ電池
- 水晶振動子・発振器
- 光通信機器
- ハイテクモータなど
- 民生品事業:
- 時計
- 電子辞書
- 腕時計型コンピュータ
- 音響機器など
- 生産財事業:
- 分析・計測機器
- FA・工作機械
- インテリジェントロボット
- 真空ポンプ
- コンプレッサなど
- 情報関連事業:
- CAE/CAD/CAMシステム
- コンピュータ周辺機器
- ネットワーク関連商品
- 携帯情報端末など
- 売上構成比:
- コンポーネント事業36%
- 民生品事業22%
- 生産財事業21%
- 情報関連事業16%
- その他5%
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