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政府管掌健康保険、1999年度赤字額が過去2番目に大きい3200億円

−社会保険庁の収支決算発表−

2000/09/28(Thu.)

 社会保険庁は政府管掌健康保険の収支決算を公表した。1999年度の赤字額が過去2番目に大きい約3200億円となった。

 現在、医療保険制度の改革に向け政況が変わっているが、もし現行の制度のままいくと、今まで赤字の穴埋めに取り崩してきた事業運営安定資金(積立金)が2002年度には底をつきる見込み。

 現在の政府管掌健康保険加入者は約3730万人で、1999年度にはそのうち1.3%にあたる約26万7000人が減少、保険料収入を落とし、支出全体の40%近くを占める老人保健拠出金や退職者給付拠出金も増える見込みで医療支出増大は避けられない。

 1999年度の収支状況は、収入が前年度比1%減の6兆9091億円。支出が前年度比3.6%増の7兆2254億円となっており、1993年度以降7年連続の実質赤字。

 同省は今後、現行制度のままで最近の傾向を前提に試算すると、破たんを避けるために保険料を月収の8.5%から9.6%に引き上げる必要があるとしている。

 2002年度には単年度収支赤字は、2002年度5800億円、2003年度7600億円となる見込みで、積立金が底をつく2002年度以降は雪だるま式に増加する見込み。もし、試算通りになり、保険料率を引き上げなければならなくなると引き上げ率は1.1%、平均的加入者の場合は月額1,600円の引き上げで過去最高の引き上げとなる見込み。




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