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高齢者も「ひきこもり?」

−総務庁が高齢者世帯の意識調査を発表−

2000/09/29(Fri.)

 高齢者のみなさんは生活についてどう考えているのか?総務庁がまとめた「高齢者世帯の意識調査」でそのあたりが見えそうですよ。

 調査は1999年11月におこなわれたもので、全国の60歳以上の高齢者世帯から無作為抽出した3000人を対象に実施。そのうち回答があったのは73.4%にあたる2203人だった。


高齢者世帯の意識調査
 (#パーセンテージは答えた人の割合) 独り暮らし 夫婦世帯
日常生活の心配ごとがある 51% 42%
いまの暮らしに満足 76% 84%
毎月の生活費(最高値) 5万円から10万円未満36% 15万円から20万円未満29%
高齢者の多い社会を「暗い」と考える 33% 33%
高齢者の多い社会を「明るい」と考える 42% 50%
高齢社会の課題は公的年金 92.1% 93.8%
就業による収入 15.7% 31.9%
将来介護を受けたい場所「自宅」 29.0% 51.5%
近所付き合いがない 7.2% 1.6%


 ポイントは、半数近くが「日常生活での心配ごとがある」とし、今後の高齢社会を「暗い社会」と考える高齢者が、5年前の調査と比べて12%と増えている点。

 「高齢期に大切なもの」については、「趣味」が前回比8%増の33%に対し、「友人」が3%減の26%と、高齢者も「ひきこもり?」ムードになってきていることがわかった。

 日本の高齢者事情を海外と比較すると、社交的な集いへの参加やご近所さんとの関わりなどは、日本は欧米諸国の20%程度しかない。

 若人が社会との関わりを避けていく「ひきこもり」がクローズアップされているが、増加を続ける高齢者のほうが、こういった問題がでてくる感がありますね。

 今回の調査を見ても、様々な不安や少子高齢化構造により「高齢者のひきこもり化」が見受けられます。質は違いますが若人も高齢者もそこから受ける精神的ダメージは同じではないでしょうか。


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