松下電器産業が介護専用型有料老人ホームを建設、介護支援サービス事業に本格参入する。
IT系サービス・技術を採用。都市型老人ホームを目指し、全室にLAN(構内情報通信網)を敷設。
同ホームは、同社開発の高齢者ケアペットロボットや、米国で実証実験中で薬事法の承認が得られ次第導入予定の在宅ヘルスケアソリューションシステムなど、最先端デジタル技術を駆使した機器を配した介護支援システムを採用している。
同社の介護サービス事業本格参入第1弾として建設される施設の名称は、介護専用型有料老人ホーム「サンセール香里園」。大阪府寝屋川市の同社独身寮跡地を活用し、12月に着工、2001年12月に開所予定。
ホームの運営は、同社が2000年10月2日に設立した松下電器100%出資会社「松下介護サービス」がおこなう。
敷地面積約5780平方メートル、延べ床面積約6250平方メートル、地上4階建103室、定員107人、投資額16億5000万円の規模で、入居者は年内に募集を開始するとのこと。
既存の都市に立地する有料老人ホームと比べても約40%安い入居金1800万円・月額25万円を実現する予定で、ペイメントサポート制を導入し、資金調達もしやすい。
介護だけでなく、医療面でも道仁病院をはじめ、松下記念病院などと提携し手厚い医療支援体制を構築する計画だ。設備や備品、サービスについても、“終のすみか”として満足度の高い充実した施設を目指す。
同社は同老人ホームを、21世紀の成長事業である「健康・ヘルスケア事業」の1つである「介護支援サービス事業」の先端的取組みと位置づけ、事業拡大を目指す。
今後、施設運営やシステム移動の実績をもとに、システムの外販や同様の施設の建設・運営などを積極的に検討していく計画。
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