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高齢者などでも利用可能な「CPコード」応用端末

−アイコニックス、光学入力装置の研究開発に着手−

2000/10/19(Thu.)

 「チンして」もう日常では良く使われる言葉。もうすこしすると「ピッして」なんて言葉が日常的になるかもしれない。

 バーコードに代表される工学的簡便入力装置を、僕らが見かけない日はない。コンビニのレジなどで、おにいちゃんが「ピッ」ってやってるアレだ。

 近い将来、僕らはポテチを食べながら袋に「お試しキャンペーン実施中〜詳しくはホームページで〜http://honyarara.co.jp/poteti/campaign.htm」なんて文字を目にしたら、わざわざ長いurlをブラウザに叩き込むまでもなく、「ピッ」とすればキャンペーンページにいける…ようになりそうだ。

 アイコニックスが研究開発に着手した光学入力装置は、そんな便利を実現してくれるもの。

 同社は2次元マトリックスコード「CPコード」で、全世界に数え切れないほどの特許を所有する。このシステムのキーとなる技術「CPコード」は既に製品化しており、今回の開発のひとつのキーポイントは、入力に使うスキャナーペンの小型化と低価格化だ。

 CPコードは、現在の物流などのバーコード利用シーンと同等以上の利用方法のほか、高齢者などがキーボードを触らずしてウェブページを開けたり、メールアドレスを入力するなどの利用法もでてくる。

 ちょいと整理すると、「CPコード」が「バーコード」の役、「スキャナーペン」がコンビニのおにいちゃんが「ピッ」としているスキャナーの役だ。同システムはPC用ソフトと、ペンのみで動作する。

 

 幹となるCPコードは、従来のバーコードの数十倍から数百倍の情報を扱う事ができ、データ容量は1つのコードで約4000文字まで対応。

 英字、数字、漢字、カナ、バイナリデータなどあらゆるデータを格納できる。バーコードは約20文字で英字、数字のみ。

 製品や紙などにプリントされるスペースも、同じ情報量の場合、バーコードの約1/30で済み、全方向から読み取り可能。拡大縮小が自在で、データに破損があっても自動補正機能により読み取りが可能だ。

 同社は2001年度末の実用化を目指しており、同事業は郵政省が進める高齢者・障害者向け情報通信技術の研究開発案件に指定されている。

 近い将来には、高齢者が通販雑誌を読みながら「ヒノキ将棋盤」のCPコードをピッとするだけで、ネット経由で発注され、次の日には配送されている光景が見れるカモです。


株式会社アイコニックス概要
  • ホームページ:株式会社アイコニックス
  • 所在地:大阪府吹田市豊津町13-18クリエート江坂5F
  • 電話:06-6339-1400
  • FAX:06-6368-2266
  • 代表者:栗山雅行
  • 従業員:12名
  • 設立:1995年11月
  • 資本金:2,040万円
  • 事業内容:
  • コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの開発、製造、販売
  • 2次元コード、CPコードのソフトウェアの開発
  • テキスタイル業界向けのデザインシステムの開発、販売
  • LED表示機の開発、販売
  • 制御系ソフトウェアの委託開発
  • 取引銀行:大和銀行、池田銀行、シティバンク

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