「チンして」もう日常では良く使われる言葉。もうすこしすると「ピッして」なんて言葉が日常的になるかもしれない。
バーコードに代表される工学的簡便入力装置を、僕らが見かけない日はない。コンビニのレジなどで、おにいちゃんが「ピッ」ってやってるアレだ。
近い将来、僕らはポテチを食べながら袋に「お試しキャンペーン実施中〜詳しくはホームページで〜http://honyarara.co.jp/poteti/campaign.htm」なんて文字を目にしたら、わざわざ長いurlをブラウザに叩き込むまでもなく、「ピッ」とすればキャンペーンページにいける…ようになりそうだ。
アイコニックスが研究開発に着手した光学入力装置は、そんな便利を実現してくれるもの。
同社は2次元マトリックスコード「CPコード」で、全世界に数え切れないほどの特許を所有する。このシステムのキーとなる技術「CPコード」は既に製品化しており、今回の開発のひとつのキーポイントは、入力に使うスキャナーペンの小型化と低価格化だ。
CPコードは、現在の物流などのバーコード利用シーンと同等以上の利用方法のほか、高齢者などがキーボードを触らずしてウェブページを開けたり、メールアドレスを入力するなどの利用法もでてくる。
ちょいと整理すると、「CPコード」が「バーコード」の役、「スキャナーペン」がコンビニのおにいちゃんが「ピッ」としているスキャナーの役だ。同システムはPC用ソフトと、ペンのみで動作する。

幹となるCPコードは、従来のバーコードの数十倍から数百倍の情報を扱う事ができ、データ容量は1つのコードで約4000文字まで対応。
英字、数字、漢字、カナ、バイナリデータなどあらゆるデータを格納できる。バーコードは約20文字で英字、数字のみ。
製品や紙などにプリントされるスペースも、同じ情報量の場合、バーコードの約1/30で済み、全方向から読み取り可能。拡大縮小が自在で、データに破損があっても自動補正機能により読み取りが可能だ。
同社は2001年度末の実用化を目指しており、同事業は郵政省が進める高齢者・障害者向け情報通信技術の研究開発案件に指定されている。
近い将来には、高齢者が通販雑誌を読みながら「ヒノキ将棋盤」のCPコードをピッとするだけで、ネット経由で発注され、次の日には配送されている光景が見れるカモです。
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