米菓最大手の亀田製菓が「ふっくらおかゆ」を11月上旬より全国販売する。
新潟大学歯学部口腔生理学教室の山田好秋教授他、複数の大学との共同研究により開発。青芳製作所ともひとさじの量が4gで、製品を食べるのにちょうどいい介護用スプーンを共同開発した。
コシヒカリ100%使用の白がゆで、食味の点では通常のおかゆと遜色なく、主食として毎日飽きずに食べることができる。また、介護食として重要視されるトロミなどにも配慮。のみこみやすく、水とコメが分離しない。
むせやすい人、咀嚼や嚥下に障害のある人に適しており、熱湯で5分、電子レンジで1分30秒温めるだけで食べられる。
価格は1ケース24食入り3,600円で、1食200g、1ケース24食セットとなっている。
病院施設関係への販売は、全国病院用食材卸売業協同組合に委託。在宅患者については、亀田製菓から直接通信販売をおこなう。
来春にはスーパー、ドラッグストア、介護ショップなどにも販路を拡大。11月にはウェブからの販売も開始予定としている。
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