女は結婚すると、ふつう親が四人になる。
|
| −映画「老親 ろうしん」が公開− |
2000/10/27(Fri.)
|
「女は結婚すると、ふつう親が四人になる。介護で力尽きるまえに自分を生きたい。祖母・母・娘、涙と笑いの自立と共生。」「老いるとは、新しい自分に出会いつづけること。八十三歳の自立、一家の主夫に大変身。おじちゃんはゆっくり成長するタイプ。」
只今公開となっている槙坪夛鶴子監督の映画「老親ろうしん」が、東京の岩波ホールを皮切りに好評を博している。
原作となった「老親を棄てられますか」「寝たきり婆あ猛語録」は作者門野晴子氏の実体験に基づいており、「寝たきり婆あ猛語録」はNHK連続テレビ小説「天うらら」の原案としても知られている。監督槙坪夛鶴子氏も車いすで生活をし、やはり実母を介護する。
槙坪夛鶴子監督は、「老親」が5作目。「地球っ子」「わたしがSuKi」など、一貫して人間賛歌を描いてきた。
槙坪監督は「この映画が、観た人にとって、介護の問題を自分の問題としてとらえ、生き方、老い方について話し合うきっかけになれば」と語る。
老いた親の介護、高齢者の自立といった問題を、ユーモラスに暖かく描いた作品となっている。
物語
長男の嫁で専業主婦の成子(萬田久子)は、姑の死後、子供と共に東京を離れ、残されたオトノサマ舅・兼重(小林桂樹)と奈良・斑鳩で7年間を過ごす。
「舅や夫の世話や介護で生きるなんてまっぴらだ。自分を生きたい」と疲れ果てた成子は夫(榎木孝明)と離婚し、「家」や「嫁」から解放された。
そして、娘(岡本綾))と共に東京に戻り、作家としての自立を志す。ところが、他人となったはずの兼重が「ただいま」と転がり込んで――。
自分のことすら何一つ出来なかった83歳の舅が、老いてもゆるやかに成長し、半年で1家の主夫に大変身。成子親子を支える生活に生きがいを見出していく。気がつけば奇妙な同居生活。その兼重も去り、落ち着きを取り戻した頃、今度は骨粗しょう症で寝たきりの実母・まさ(草笛光子)を引き取るはめになる。
企画製作はパオ有限会社。公開中の岩波ホールは岩波ホールサイトオープン記念200円割引きをページ上でおこなっている。
「老親ろうしん」公開スケジュール
- 10/14 東京 岩波ホール
- 11/15 岩手 盛岡劇場
- 11/17 福島 飯舘公民館 大ホール
- 11/16 秋田 秋田市文化会館 小ホール
- 11/18 愛知 シネマスコーレ
- 11/19 愛媛 大洲市総合福祉センター
- 11/28 福島 サンライフ原町
- 12/15 広島 アステールプラザ
- 01/07 大分 総合文化センター 音の泉ホール
- 02/04 大阪 ユーベルホール
- 03/16 徳島 郷土文化会館 大ホール
- 03/28 神奈川 神奈川県立青少年センターホール

出演者
| 萬田久子 |
草笛光子 |
米倉斉加年 |
榎木孝明 |
 |
 |
 |
 |
| |
| 岡本綾 |
小笠原町子 |
小林桂樹 |
|
 |
 |
 |
|
関連リンク
|
岩波ホール概要
- ホームページ:岩波ホール
- 所在地:東京都千代田区神田神保町2-1岩波神保町ビル10F
- 電話:03-3262-5252
関連記事
2005/03/11
母の介護を通して壊れかけた家族がひとつになろうとしている−パオ製作の「母のいる場所」が岩波ホールにて上映−
2000/10/27
女は結婚すると、ふつう親が四人になる。−映画「老親 ろうしん」が公開−
|
パオ有限会社概要
- ホームページ:パオ有限会社
- 所在地:〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2-43-13-531
- 電話:03-3327-3150
- FAX:03-5376-8462
関連記事
2005/03/11
母の介護を通して壊れかけた家族がひとつになろうとしている−パオ製作の「母のいる場所」が岩波ホールにて上映−
2000/10/27
女は結婚すると、ふつう親が四人になる。−映画「老親 ろうしん」が公開−
|
映画関連記事
2005/03/11
母の介護を通して壊れかけた家族がひとつになろうとしている−パオ製作の「母のいる場所」が岩波ホールにて上映−
2002/12/24
高齢者痴ほう症をテーマにした映画「折り梅」の無料上映会を開催−NPO法人ヒューマンネットワーク福岡、西鉄ホールにて−
2002/11/01
知的発達障害のある青年2人を追ったドキュメンタリー映画「able」−スペシャルオリンピックス日本・福岡、春日特別上映会−
2000/10/27
女は結婚すると、ふつう親が四人になる。−映画「老親 ろうしん」が公開−
2000/05/17
中小企業経営者50人が痴呆老人介護を主題にした映画を製作−シネマエンジェル、「ホーム・スイートホーム」−
|