伊勢ばりふり団は、車いす利用者のためのガイドブック「おでかけチェアウォーカー」の製作に取り組んでいる団体。現在、ガイドブック発行に必要な資金協賛を呼び掛けている。
同団体はスタッフ5人でメンバー10人程度。橋本あゆみ代表、森本かおり氏をはじめとするタウン誌編集の経験をもつプロが集まった。
同ガイドブック構想の発端は、メンバーの友人に車いすの方がいたこと。「車いす利用者のため」という目的に加え、通常のガイドブック的機能も持ったものを作るという。
伊勢ばりふり団は、この春より活動を開始した。黎明期には橋本代表の姉が経営するレストラン「ランティエ」などで、「行政には任せとけん」と編集スタッフとともにガイドブック構想ができていったという。
製作予定のガイドブックは、A4判で40ページ。オールカラーで写真なども豊富に取り入れて出版予定。
取材・編集は、ばりふり団のスタッフ5人がおこなっている。ゲリラ的にレストランなど飲食店の段差をメジャーで計り、テーブルの高さ、従業員の対応などをチェック。車いすでも安心して食事ができる店を紹介していく。
エリアは伊勢、鳥羽両市と志摩、度会両郡内で、紹介店舗数は約50店を予定。温泉や美術館などの施設も盛り込み、車いす利用者から集めたアンケートなども反映していく。
協賛金は1口1,000円で募っており、協賛金提供者にはガイドブック1冊が贈られる。この協賛金についても、伊勢ばりふり団独自の考え方が反映されている。
一つの企業などから大きな資金を一度に集めるのではなく、1口1,000円で募り、多くの人に存在を知ってもらうという点にも意味があるという。
広報担当の森本氏によると、「まとまった資金より、たくさんの人に参加してもらいたい、という願いがあってのやり方だが、わざわざ大変なほうを選択してしまいました…」とのこと。
団体発足から約1年になる2001年3月上旬に部数3,000部で発行の予定。同時期にWEBSITEも立ち上げる計画。
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