米、英、カナダの研究者からなる3グループの研究チームは、アルツハイマー病の進行に深くかかわる遺伝子が10番目の染色体にあることを発見した。
血中にベータアミロイドというたんぱく質の一種が高濃度で蓄積している患者は、同染色体の特定の領域に変化がある。
同チームは、遺伝子操作をしたマウスにベータアミロイドによる記憶障害を起こさせ、ワクチンを接種したところ、記憶障害の進行を大幅に遅らせることができたという。
アルツハイマー病は、ベータアミロイドの蓄積により神経細胞が死滅することで、神経細胞の働きが阻害されることが要因といわれている。
今回のケースは死滅させたわけではなく、完全に病状を再現したわけではないが、10番目の染色体の異常と病気の関連性が深いことは間違いないとの結論となった。
アルツハイマー病の問題は深刻だ。若年性アルツハイマーと言われる65歳以前の痴呆症状も国内に2万人前後存在するとみられる。
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