「点字技能士」となるための第1回点字技能検定試験が、東京都の明治大お茶の水校舎と大阪のATCホールであった。
同認定制度の目的は「点字に関する卓越した知識、技術を有する者に対して資格を付与することにより、点字関係職種の専門性と、社会的に認知度を高め、併せて点字の普及と点字の質の向上を図り、視覚障害者の情報アクセスを保証すること」とされている。
また、主催の日本盲人社会福祉施設協議会は1953年に創設された団体。同試験を「現在全国に約1000名いる手話通訳士のような国家試験に育てたい」と各団体に呼びかけ、試験実現となった。
同制度運営委員会では、今後の制度目的として、点字技能士が盲学校教職員や盲人福祉関係施設職員の資格として重視されることや、大学や短大・専門学校等での点字指導者として速やかに認められるような資格とすること、点字校正者・点訳者として公的機関などに採用されるようなシステムを構築すること−−などをあげている。
受験資格は18才以上で、試験科目は、点字のほか視覚障害者に対する福祉の知識と問う学科試験や、墨字文を点字化する・点字文を点字で校正する実技試験など。
今回の記念すべき第一回試験では、約580人が受験し、晴眼者にも点字で出題。点字器・点字タイプライターなどの器具を使用した解答など画期的なスタイルでおこなわれた。
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