日立メディコが、世界で初めて、近赤外光を用い脳の活性状態を画像化することに成功した診断用光トポグラフィ装置(ETG-100)を発売する。
新製品は、安静の難しい痴呆などの精神疾患患者の検査、診断に効果的。現在、脳の活性状態を知るには、PET(陽電子放射断層撮影装置)やfMRI(機能的磁気共鳴撮影装置)による方法が使用されているが、この方法では身体に傷などをつける場合があったり、検査が大掛かりになったりと、簡単な操作では診断することはできない。
光トポグラフィ装置は微弱な近赤外光を頭皮に照射し、脳の表面(大脳皮質)で反射して戻ってきた光を測定することで、大脳の働きや脳の代謝及び循環状態などを簡単に計測し、動画像として表示することができる。
装置は世界初の画期的な診断装置で、脳医学系への飛躍的貢献が期待されており、人間の脳に適用することにより、てんかんの発生場所や、言語、視覚、聴覚、感覚、運動など人間の重要な機能を司る場所の特定ができ、その活性状態を把握することが可能。
商品化にあたっては、日立製作所中央研究所、基礎研究所、医療機関のデータ、意見を反映した。
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