三菱自動車エンジニアリングが、多機能電動四輪カート「ハーティパル」を、特約三菱自動車販売会社、セリオ特約店より、5月15日から発売を開始する。
ハーティパルは、安定性の良い四輪車で、小型、軽量、小回りが利いて屋内外でも使用でき、新しいジャンルを切り開く商品として開発したもの。
自走専用仕様(タイプA)に加え、介助も出来る自走・介助兼用仕様(タイプB)を設定したのが大きな特長だ。
自走・介助兼用仕様(タイプB)は、ハンドルの前傾・シート反転により、介助者が運転できる。また、シートをカーゴラック(荷台)に取り替えると、荷物運搬用としても使用可能。
両タイプは、コンパクトな四輪として、街中、屋内、駐車場など、どこでも扱いやすい全長約1m、幅58cmのコンパクトサイズで、倒れにくい安心の四輪設計とした。最小回転半径1.15mは小回りが利き、屋内での運転も容易。
運転性は、簡単で快適となるよう、握りやすいループ型ハンドル、シートはアームレスト、乗り降りに便利な回転機構付きで、乗る人に合わせたハンドル角度・シート前後位置の調整が可能、足元もスペースに余裕をもたせるなど配慮した。
350Wのモーターを搭載し、10度以下の上り坂も楽々登坂する。停止状態から6km/hの早めに歩く速さまでスピードを無段階にコントロール。
工具を使わずに素早く簡単に分解・組立が可能で、本体重量68kgの軽重量は、乗用車にも積め、運搬や保管に便利だ。
オプションは、ソフトタイプカーペットや、トランクスペースネット、リヤバスケット、ステッキホルダー、松葉杖ホルダー、フットレスト、ボディカバー、車載用スロープ、脱着式ライト、右側バックミラー、シートベルト、前方サポートバーなど、豊富に12種類を用意。(一部はタイプBのみ)
メーカー希望小売価格は、タイプAの自走専用仕様が24万8千円。タイプBの自走・介助兼用仕様が26万3千円。販売目標台数は月100台としている。
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