ホンダは、「ライフ」の内外装を一新し、装備の充実を図りながらも価格を下げて発売すると同時に、介護車仕様「ライフ・アルマス」に、車いすのまま乗り降りができる「車いす移動車」を追加設定、従来仕様の「助手席リフトアップシート車」には変更を加えた。
「ライフ・アルマス」助手席リフトアップシート車は6月4日(金)、車いす移動車は8月6日(金)より全国のプリモ店から発売する。
全タイプに、国土交通省「優−低排出ガス」認定を取得し、新設定の「車いす移動車」では、専用構造の低床フロアとゆるやかなスロープ角により、スムーズな車いすの移動を実現。
専用設計の2つ折りのスロープは、軽量ですべり止め加工を施し取扱いに優れており、スイッチ操作で車いすをしっかり固定できる電動固定装置を採用し、乗車定員は車いす乗車時で3名とした。
「助手席リフトアップシート車」の変更では、車いす収納装置をメーカーオプションとし、選択の幅を広げており、架装業務についてはホンダ特装が担当する。
価格設定は、様々な仕様のライフ・アルマス、約90〜130万円に加え、車いす移動車は63万2千円高。助手席リフトアップシート車は36万8千円高で、車いす収納装置を加えると更に13万円高となる。
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