富士重工業は、スバルサンバーの特装車シリーズに、訪問介護事業のための専用車「訪問介護車」を設定し、全国スバル特約店を通じ発売する。
従来、スバルサンバーの特装車シリーズでは、パワフルダンプ車や、スライド式保冷コンテナ、灯油用移動タンクローリー、ミニクレーンなど幅広いラインナップを用意していた。
今回発売する「訪問介護車」は、クラス最大級の荷室空間を持つサンバーバンに、手洗いシンクやダストボックスなど、訪問介護に必要な装備を備えたもの。
荷室には、紫外線殺菌がおこなえる全面ステンレス貼りの殺菌室を装備。これにより、使用済み機器や衣類などを次の訪問先までの移動の間に殺菌処理することができ、衛生管理上の信頼性を確保しながらの効率的な訪問介護を可能としている。
殺菌室は、バックドアを開けると殺菌灯が消える安全性を配慮した設計で、手洗いシンクは、19リットルの浄水タンクおよび汚水タンクを装備。そのほか、ふた付ダストボックス、大型作業灯、エアコン、パワーステアリングを装備する。
オプションでは、固定ベルト付の担架セットを3万2千円高、シャワーチェアセットを10万3千円高と設定。
ボティ色はポーラーホワイト。メーカー希望小売価格は、2WD車を161万4千円、4WDを179万4千円とし、全車受注生産としている。
同社では、昨年の第34回東京モーターショーに参考出品し、反響の大きかったサンバー「訪問介護車」の新設定は、ユーザーニーズの多様化に対応するものとしている。
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