総合パッケージソフトウェアメーカーのパーソナルメディアは、障害者が指定商品を割引価格で購入できる「パーソナルメディア障害者優遇制度」に、「超漢字トンパ書体」をはじめとする超漢字用のアプリケーションソフト類を、新しく指定商品として追加した。
超漢字は日本で生まれたBTRON仕様のOS。携帯電話などの制御用OSとして圧倒的なシェアを誇るITRON仕様OSと同じ技術を活用し、その動作は軽快かつ安定。起動時間もごくわずか。
誰でも使える理想的なコンピュータの規格作りを目指すトロンプロジェクトの中で、特にパソコン関連の研究をすすめるプロジェクトが、BTRONサブプロジェクト。
このBTRONサブプロジェクトでは、従来のコンピュータの使いにくさを改め、真の意味で「誰にでも」本当に使いやすいコンピュータを作ることを目指している。
BTRONでは、身体に障害を持つ人でも無理なくコンピュータを操作することができる機能として、標準で「イネーブルウェア」と呼ばれる機能を搭載している。
イネーブルウェアという言葉は英語の「(ものごとを)可能にする」という意味のEnable(イネーブル)という言葉からトロンプロジェクトで作った造語。
たとえば、目が見えにくい人のために、画面上の表示窓のタイトルや操作の際に出てくるメニューの文字を拡大する機能、手が震える人のためにキーボードの反応時間を調整する機能、シフトキーなどの同時押しが難しい人のためにシフトキーを一時的にロックする機能などがある。
これらの機能はBTRON仕様のOSに標準装備されており、本OS上で動作するすべてのアプリケーションソフト(たとえばワープロや図形編集ソフトなど)で、自動的にイネーブルウェア機能を利用できる。
同社ではこのイネーブルウェア機能を搭載したBTRON仕様OSの「超漢字3」を、障害を持つ人々を対象に、特別価格で直接同社からの通信販売で購入できる「パーソナルメディア障害者優遇制度」を実施中。
今回、「超漢字3」用に開発したアプリケーションソフト類についても、本制度の対象製品とした。
具体的には、中国雲南省の納西(ナシ)族で現在まで使われて続けている世界唯一の生きている象形文字「トンパ文字」を超漢字上で使うための「超漢字トンパ書体」や、超漢字上の多言語・多文字を送受信可能なメールソフト「超漢字メール」、超漢字上のコンテンツをウェブで情報発信するための「超漢字ウェブコンバータ」(ホームページ作成ソフト)や、「超漢字ウェブサーバ」(サーバ用ソフト)が、パーソナルメディアの通信販売価格から30%引となる。
「パーソナルメディア障害者優遇制度」で利用できる製品ラインアップ
| 製品名 |
通信販売価格(税別) |
障害者優遇制度価格(税別) |
| 超漢字3 |
20,000円 |
14,000円 |
| 超漢字トンパ書体 |
8,000円 |
5,600円 |
| 超漢字メール |
6,000円 |
4,200円 |
| 超漢字ウェブコンバータ |
10,000円 |
7,000円 |
| 超漢字ウェブサーバ |
50,000円 |
35,000円 |
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