ダイエーは、警察庁が全国20都市でモデル導入をおこなった、歩行者等支援情報通信システムと連動し、鶴岡店(山形県鶴岡市)と千里中央店(大阪府豊中市)に、視覚障害者向け音声情報案内システム「トーキングサイン」を導入した。
トーキングサインは、赤外線を使った視覚障害者向け音声情報案内システム。建物やトイレの入口などに赤外線発信機を設置し、レシーバー(受信機)を向けた方向が発信機の位置に合うと「こちらは○○○です」と音声案内が手元のレシーバーに流れ、視覚障害者の安全な歩行をサポートする。
電子ラベル(発信機)とレシーバーのセットからなり、電子ラベルに音声案内メッセージを吹き込み、視覚障害者はレシーバーの音声の誘導で目的地に到達できる仕組みになっている。
同社では、1998年8月1日〜8月9日に、Kou'Sポートアイランド店(兵庫県)にトーキングサイン11か所を設置し、モニターによる実験を実施。その結果をもとに、メーカーの三菱プレシジョンと共同で改良を実施した。
1999年10月7日には、ダイエー東戸塚店に、商業施設としては初めてトーキングサインを導入している。
今回、警察庁が歩行者等支援情報通信システムとして、全国20都市の交差点に導入をおこなったことに連動し、その中で最寄に同社店舗がある山形県鶴岡市と大阪府豊中市で導入することにした。
視覚障害者にはレシーバーが貸与されているが、同社では、すべての人にトーキングサインを理解してもらいたいという観点から、視覚障害者の人だけでなく、すべての人にレシーバーの貸し出しをおこなう。
レシーバーの貸し出しは、サービスカウンターで、希望する人に利用方法を説明の上、貸し出す。
赤外線の音声案内発信機である、電子ラベルの設置場所は、鶴岡店が、1階店入口、サービスカウンター、階段、トイレ入口、男性トイレ、女性トイレの計6か所に設置。千里中央店では、1階店入口、2階店入口、2階薬売場前の計3か所に設置した。
同社によると、「今後とも、すべてのお客様が安心してお買物できるように、施設やサービスの両面から“人にやさしい店づくり”に取り組んでまいります。」とのことだ。
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