マンション分譲大手のリクルートコスモスは、浴室設備に関する顧客の声に応えるとともに、増加する浴室事故を防止することを目的として、浴室とキッチンの間での会話が可能となる「浴室インターホン」を全物件で標準化する。
標準採用は、8月以降モデルルームがオープンする物件からとなる。第1号導入予定物件は、首都圏で「コスモ立石リバーステージ・東京都葛飾区・6月16日モデルルームオープン」と、関西圏では「歌島2丁目プロジェクト・大阪市西淀川区・8月中旬モデルルームオープン」となる予定。
浴室インターホンは、給湯などをコントロールする操作板に小さなマイクとスピーカーを装備し、これをキッチンと接続することにより、浴室とキッチンの間でのコミュニケーションができるようになるもの。必要のない場合はスイッチをオフにし、これまで同様、通話しない状態にもできる。
同社では、以前より入居者インタビュー・契約者アンケートなどを実施。入居者の声を商品企画に反映させながら、更なる居住性の向上を目指しているが、その中に多くの入居者から「家族に高齢者がおり、入浴時間が長くなると声を掛けたくなる時がある。」「子供が1人でお風呂に入るようになったが、まだ少し不安がある。」といった声があった。
年々増加している高齢者や子供達の入浴時の事故対応としては、現在の同社標準仕様のブザーを設置する方法もあるが、上記のように浴室にいる家族に声を掛ける、浴室内から話しかけるといったことは、ブザーで対応することは難しい。
今回の標準化はこれらの要望に応え、安全で楽しいバスタイムの提供を目指したもの。また、同社で毎年実施している、商品企画の提案制度において、子を持つリビングアドバイザー(女性販売員)から同様の提案があり、これを実現したものでもある。
同社では、これまでも浴室については、脱衣場と浴室の段差をなくしたバリアフリーユニットバス、暖房乾燥機、手すりの設置、腰掛け浴槽などの標準採用をおこなっている。
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