TOTOは、福祉用具研究開発センター(社会福祉法人北九州市福祉事業団)と共同開発した、高脱臭性能の「光触媒脱臭機(福祉施設・病院用)」を、6月29日(金)より新発売する。
新製品は、高齢者福祉施設の居室や、病院の病室、トイレの大便臭、小便臭、体臭・汗といった何となく気になるニオイやオムツ交換時など、ニオイが気になる福祉施設や病院向けの商品。
今回、共同開発した福祉用具研究開発センターは、北九州市と北九州活性化協議会が、「北九州市独自の福祉産業の育成と雇用創出の推進」を目的として1998年4月に設立。福祉用具の研究・開発・事業化支援などをおこなっている。
近年、高齢者人口の増加やニオイに対する意識の高まり、建物内の快適性を求めるユーザーニーズを背景に、高齢者福祉施設の居室や病院の病室、トイレなどにおいて、オゾン散布や、活性炭での吸着、光触媒による脱臭、消臭剤・芳香剤など、様々な脱臭・消臭対策が施されている。
しかし、高濃度時の安全性や定期的な交換・補充が必要といった課題があり、また脱臭効果に対する満足度も低く、本格的な脱臭性能を持った脱臭機が求められていた。
新製品は、TOTO独自の、臭気吸着剤と光触媒をミックスしたシートを積層した、「積層型ハイブリッド光触媒」により、オムツ交換時などの一時的な強いニオイを急速に脱臭。また、いつもなんとなく感じる弱いニオイを確実に脱臭する高性能脱臭を実現。
臭気吸着剤と光触媒をミックスしたシートを積層した、TOTO独自の「積層型ハイブリッド光触媒」により、ニオイを強力に吸着・酸化分解。
ハイブリッド光触媒は、光エネルギーで臭気成分を無臭物質に変え自己再生するため、7年間交換不要でメンテナンスの手間がいらず、紫外線ランプも長寿命タイプ(寿命約3万時間)で、1日10時間の使用で約7年間交換不要。電気代は業務用の14円/kWhにて試算すると、1日10時間の使用で、218円/月と省コスト。
ニオイの発生量や時間帯、脱臭機の設置場所に応じて、風量は4段階に切替えでき、「おやすみ」運転モード時の運転音は18dBで、夜間もぐっすり眠れる静音設計とした。
車いすや介護のじゃまにならないコンパクトサイズで、高さ440ミリ・幅470ミリ・奥行155ミリと設計。壁掛け・卓上兼用形で、壁掛けの場合も付属の据付け板を壁に固定して、本体を差し込むだけで簡単に取付けられるなど、バリアフリー配慮で、簡単取付けとした。
積層型ハイブリッド光触媒の構造は、臭気吸着剤と光触媒をミックスしたハイブリッド光触媒シートを積層し、紫外線ランプをシートに貫通配置しているので、紫外線が光触媒全体に照射される仕組み。
また、積層型ハイブリッド光触媒による脱臭のしくみは、「臭気物質が、いったん吸着剤に吸着され、紫外線照射により光触媒から発生した活性酸素の働きで酸化分解されて、無臭物質に変わる。ハイブリッド光触媒は、吸着と酸化分解を繰り返すので自己再生する。」−−というもの。
希望小売価格は、118,000円。居室や病室は、2人床程度で、適用床面積目安は17平方メートル程度となっている。
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