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福祉用具の未来、15の研究

−テクノエイド協会、2001年度福祉用具研究開発助成事業−

2001/06/26(Tue.)

大人の青汁
 テクノエイド協会が、2001年度福祉用具研究開発助成事業採択課題を決定した。

 153課題の応募があり、同協会の「福祉用具開発研究委員会」の審査を経て、15課題が採択された。

 課題は、肢体不自由者や、知的障害者、視覚障害者、身体障害者、などに向けたもので、スポーツ用具や、車いす、家庭用ゲーム機、ソフトなどの開発に関するもの。今後は、採択された各研究所や企業が進めていく。


2001年度福祉用具研究開発助成事業採択15課題


「スキー用下腿義足に関する調査研究」国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 小池雅俊(埼玉県)
  • 下腿切断者のアルペンスキー(レクリエーション)用足部に必要な機能を調査研究し、義足全体に求められる機能の指針を示す。また、この過程において得られるノウハウを基に、足部の試作による調査結果の検証をおこない、足部開発の準備を整える。


「立位型移動支援用具の開発・実用化」兵庫県社会福祉事業団兵庫県立総合リハビリテーションセンター福祉のまちづくり工学研究所(兵庫県)
  • 高齢者や身体に障害を持つ人の中には、常時車いすを使う必要はないが、立位での移動を補助する用具があれば、自立生活動作の範囲が拡大する人もいる。そうした人たちの自立生活を支援するための移動支援用具を開発・実用化する。


「肢体不自由者のための携帯型コミュニケーション装置の開発」株式会社日立製作所情報コンピュータグループ(東京都)
  • 近年、情報技術の発展に伴い、一般市場では持運びに便利な新しい携帯型情報機器が登場している。いっぽう、これらの携帯型情報機器には、障害者に合った入出力インタフェースが備わっていないために、利用することができない。特に通信機能を有した携帯型情報機器を障害者が利用できるようにすれば、コミュニケーション機会の増大に繋がる。同事業では、弊社の携帯型情報機器をベースとして、肢体不自由者を対象ユーザにし、車いすに取付け可能な携帯型コミュンケーション装置を開発する。この機器で実現する機能は、電子メール送受信や、ホームページ閲覧といったインターネット機能、電話をかけられる・受けることができる電話機能、作成した文章や定型句の音声合成出力による意思伝達機能。


「知的障害者のバリアフリー支援方策の調査研究」有限会社プラネットワーク(大阪府)
  • 誰もが地域の中で様々な人との関わりを持ちながら生活をしていくことが人間らしい生き方であるといえる。知的障害者についても従来の施設処遇からグループホームなど地域で暮らしていくために、バリアとなるものは何か。特に住宅面でのバリアフリーを実現するための調査及びその支援方策を研究する。


「車いすなどの車輪洗浄機に関する研究開発」有限会社仁科工業(長野県)
  • 身体に障害をもった人達が、積極的な社会参加及び日常生活の介助の為に使用する車いすなどの車輪の外出時の汚れを洗浄し、屋内の清潔を保つ事を目的とした福祉機器の研究開発。


「視覚障害者のための、文字・図形に基づく情報の授受を支援する触覚情報読取システムの研究開発」中央電子株式会社(茨城県)
  • 盲人の世界では、点字やレリーフパターンなど触覚により文書情報の教受をおこなう。晴眼者が盲人へ向けて文書や図形情報を発信するのは極めて困難であり、また逆に晴眼者自信が点字文書を読むことも一般には不可能。この盲人と晴眼者間のコミュニケーションギャップは、盲教育や盲人の社会的自立(就労)の面で深刻な問題。同研究では点字・図形の問題を解決し、盲人の情報収集・発信の機会を飛躍的に拡大する目的で、その仲介役を担う機器の開発をおこなうもの。


「自立・介護リフト用掌リモコン」明電興産株式会社(東京都)
  • 同研究開発のリモコンは自立・介護用の昇降などの操作をおこなう無線方式の操作部。自立・介護リフトは吊り具を介して、被介護者を吊り上げるため高齢者の中には恐怖心から使用が困難になるケースがあると言われている。この様なことから高齢者に優しいリフトによる介護の質を向上することを目指すもの。なお、同研究開発は軽量薄型2次センサを用いた動力機器の手動制御法に基づいて開発するもの。


「車いす用座席の「ダンパシート」の開発」株式会社アルバジャパン(東京都)
  • 現在日本で使われている車いすの乗り心地は、障害者や高齢者にとっては必ずしも満足した物では無い。改良の手段として、最近クッション付きキャスターが開発・製品化されだしたが、既存の車いすに取付けるためにはセット時に調整も必要となる。開発する車いす用座席の「ダンパシート」は、座席部に置くだけで、走行時に路面から入る振動を座席の所で防止し、車いすの姿勢は安定させながら乗り心地の向上を図れる物を開発・製品化する。


「センターレス機構を持つ車いす」川村義肢株式会社(大阪府)
  • 回転中心部の車軸やハブやスポークが無い為、車輪中央が素通りで開放された空間になる。「斬新なデザイン、大スペース、低重心で荷物運搬が可能」「生命維持装置、生活支援機器、マニピュレーターや電動ユニット積載モデル」など、多種多様の展開が考えられる。機構自体でも部品点数が大きく省略されて軽量化を計れ、慣性モーメントの減少で漕ぐ時も軽量。メンテナンスや掃除も楽。


「車いすを使用者の身体へ適合する為の、寸法計測メジャーと車いす設計テンプレートの「車いす適合定規セット」の開発」パシフィックサプライ株式会社(大阪府)
  • 車いす使用者と処方者がコミュニケーションをとりながら車いす処方がおこなえ、知識や経験が少ない人でも、使用者の身体に簡単に適合できる「車いす適合の為の寸法計測メジャー」と「車いす処方テンプレート」の寸法定規セットの開発をおこなう。


「生涯対応型モジュラー車いすの開発」松下電工株式会社(大阪府)
  • 体に適合し、姿勢保持を保つことが可能な車いすが必要であるが、特に高齢化による体型、身体機能の変化に対しては、いすの形状での対応と駆動系での対応の両方のアプローチが必要。これに対応するために、同研究開発では以下の2点を目標とする。(1)モジュラー車いす・1つのベースフレームで、座幅・座奥行などの各部寸法が変更できるフレーム構造を持つモジュラー車いす。(2)介護用簡易型電動ユニット、自操用簡易型電動ユニット・モジュラー車いすを使用中に、介助者が負担になったとき、電動介助アシスト車いす化できる介助用簡易型電動ユニット。手こぎが不可能になったとき、電動車いす化できる自操用簡易型電動ユニット。これらの後付けにより、使用者の身体に適合する電動モジュラー車いすを製作することができる。


「家庭用ゲーム機の福祉用入力インターフェース」株式会社ナムコ福祉事業部(東京都)
  • 現在、高齢者や障害児(者)の「余暇」の過ごし方は場所も方法も限定されている。そこで同事業は、「家庭用ゲーム機」に着目して、入力インタフェース(スイッチ)のコントローラを操作しやすいものを開発し、楽しみながら積極的に体を動かすことによる精神面・身体面でのリハビリ効果をあげ、ゲームという共通の話題ができることで家族間や友人同士のコミュニケーション促進にも繋げる。


「坂を歩ける大腿義足の研究開発」長崎かなえ義肢製作所(長崎県)
  • 今日、大腿義足の膝継手において、非随意式の流体-機械制御の製品化が進んでいる。しかし坂道を昇降したり、自由に膝を曲げて立つためには、本人の意思により膝継手摩擦をコントロールし、いつでも膝の屈曲抵抗を増したりできなければならない。そこで本人の意思を伝える手段として、断端の筋収縮によるソケットの内圧変化を考え、膝継手に用いた油圧シリンダーをコントロールすることのできるシステムを開発する。


「視覚障害者対応パソコン自習用ソフトの研究開発」日本電気株式会社(東京都)
  • 到来するIT時代に、視覚障害者(利用者)の特性により、視覚メディア以外のメディアにより入出力インタフェースのあり方の研究をおこない、自らの力でコンピュータの基礎知識を学習することができる「自習ソフトウェア」を開発する。具体的には、音声認識・音声合成技術の本インタフェースとしての利用可能性の研究をおこない、「視覚障害者の教育に適したインタフェース体系」の確立をおこなう。そして、その体系を用いて初年度は、「パソコンの基礎的な利用」及び「ワープロソフトの利用」に関する自習ソフトウェアの開発をおこなう。また、2年目には、「インターネット利用」及び、日本盲人会連合にて稼動中である新聞情報・地域情報を音声などで得られる「音声ナビゲーションシステムの利用」に関する教育ソフトの開発をおこなう。


「身体障害者用ジョイスティックドライブ」有限会社フジオート(東京都)
  • 近年障害の多様化に伴い、手(腕)の不自由な重度障害者対応の機器開発の要望が非常に多くなってきた。既存の運転補助装置は、足部麻痺の人々の為のものであり、手、腕、指先に力の入らない障害者の人のものは殆ど見当たらない。重度麻痺の人々に使用可能なように、小型レバー(ジョイスティック)でステアリング操作、ブレーキ、アクセルの操作ができ、尚且つ、各種スイッチ、補助機能の操作も可能な運転補助装置の研究、開発をおこなう。


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