タイムズコーポレーションは、同社カラー拡大読書器「アシストビジョン」シリーズの卓上型として「アシストビジョン100」を発売する。
「拡大読書器」は、モニターに文字を高倍率で拡大表示する装置。メガネなどで矯正しても、十分な視力が得られない人の読み書きを支援する。
「アシストビジョン100」は、新設計のCCDとレンズを搭載。被写界深度が深く、チラツキやにじみを抑えた高画質・高コントラストの画像を実現した。
また、機能ごとに独立していたスイッチを共通化し、配置を見直すことで、シンプルで使いやすい操作パネルを実現。
「アシストビジョン100」は、映像機器メーカーのエルモ社との共同開発によって製品化したもので、昨年発売した「MG-21」の上位機種となる。
新設計のCCDとレンズにより、チラツキやにじみを抑えた鮮明な画像表示が可能。オートフォーカス機能との組み合わせは、低視力の人にも見やすいメリハリの効いた高画質・高コントラストの画像表示を実現した。
同時に、深い被写界深度を実現。厚みのある被写体を撮影するときに従来必要としていた、クローズアップレンズが不要になった。また、見開きの分厚い本のように、真ん中部分が大きく凹んでいてもピントが合っているので、快適に読書を楽しむことができる。
ズーム調節は、ツマミを回す角度によって、高速・中速・低速の3段階にスピードが変化。ツマミを大きく回せば高速で拡大・縮小し、小さく回すと低速になり細かな調節ができることにより、見たい大きさにスピーディーかつ正確に合わせることができる。
機能ごとに独立していたスイッチやツマミは、関連する操作ごとにまとめて従来の6つから3つへと半減。シンプルになった操作パネルは、必要な機能はそのままで、直感的な操作がおこなえ、使いやすくなっている。
室内が暗くても鮮明な画像が表示できるように、レンズの左右に照明用ランプを採用。ランプにはハロゲンランプを採用し、従来のタングステンランプと比べて、明るく長寿命になった。
筆記をおこなうとき、手や筆記具の影を軽減できる、左右独立のランプスイッチなど、従来より好評の機能も搭載されている。さらに、ランプに直接手などが触れないように、ランプカバーがつき安全性も向上している。
電源を切っても、カラー・白黒・反転の画面表示状態、ズーム状態、フォーカス状態を保持できるようになった。電源を入れると、最後に使用していた状態に戻るので、再び設定し直す必要がなくなった。
価格は、198,000円。各市町村により異なるが、視覚障害者手帳を持つ人は、拡大読書器購入の給付制度があり、198,000円程度の給付は可能。
同社では、1995年よりモノクロ拡大読書器「G-Vision100」の輸入、販売を開始し、1997年からは、モノクロ拡大読書器「アシストビジョン」を自社開発・販売してきた。
1998年には、エルモ社との共同開発により、拡大読書器「MG-10」を発売。「アシストビジョン100」は、昨年発売の卓上型カラー拡大読書器「MG-21」の基本性能はそのままに、画質の改善や操作性のアップなど、さらなる見やすさ使いやすさを追求した。
今後は、2001年6月に発売した携帯型拡大読書器「アシストビジョン200」と共に、「アシストビジョン」シリーズとしてシリーズ展開していく。
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