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楽しめるリハビリ空間をプロデュース

−ゲームメーカーのナムコ、病院内に「妖精の森」を−

2001/07/26(Thu.)

大人の青汁
 ゲームメーカーのナムコは、「ナムコ・ハッスル倶楽部計画」を本格的に始動し、北海道小樽市の南小樽病院内に通所リハビリテーション室「妖精の森」を企画・プロデュースした。

 施設は、兼ねてからナムコが提唱してきた「遊びと福祉」の融合を目指した「バリアフリーエンターテインメント構想」と、南小樽病院・大川医院長の「医療はサービス業である」という、基本理念との一致により実現したもの。

 入院施設のある病院において、アミューズメントの要素を取り入れるのは、今回が初の試みとなる。

 妖精の森は、「リハビリテインメントスケープ」、「演出された空間」、「リハビリテインメントマシン」の3つの部分から構成される。

 最大の特徴である「リハビリテインメントスケープ」は、病院内とは思えない「森」という作りこまれた演出空間に調和しながら、音楽が流れ花々が踊る手動式オルゴール「フルール・オルゴール」(上肢の回転運動)をはじめ、「マンドレークリング、トロールの吊り橋、バードバードレビュー、ツリーハウス」の5種類を設置。患者の人が能動的に楽しめるよう様々な仕掛けがされている。

 「演出された空間」では、妖精の森をテーマとして演出。寒さが厳しい北海道という場所において「1年中が春の世界」をイメージし、癒しの空間を表現した。

 「リハビリテインメントマシン」としては、福祉仕様のゲーム機で、いわゆるプリクラ機の「ワイワイショット」や、反射神経の回復と腕のリハビリに役立つ「ワニワニパニック」景品獲得ゲーム機の「スウィートランド」などのほか、「ゲートボール倶楽部」「ファミリーボウル」の5台を設置。また、「スウィートランド」が、リハビリテインメントマシンとして用いられるのは初の試み。

 施設面積は、通所リハビリテーション室面積150.68平方メートル、妖精の森演出面積約300平方メートルとなっている

 2000年11月にナムコが企画・プロデュースした千葉市美浜区の通所リハビリテーション室にて、理学療法士や医療研究分野の専門家などによる検証をおこなった結果、面白いという感情によってリハビリという意識が薄れ、精神的にも外面的にも良好な結果が表れてきている。

 その成果事例では、頚椎症で立位保持が困難な人が、ワニワニパニックと30テストをプレイ。当初車いすを使用していたが、1ヶ月後には立ちあがってプレイできるようになった。

 脳梗塞で右片麻痺の人が、上手くバランスをとりながら、麻痺している右手でワニワニパニックをプレイ。まるで障害がないかのように見えた。

 パーキンソン病で「すくみ足現象」の人が、ワニワニパニックのプレイ後は、一時的ながらスムーズに第1歩が出るようになった。−−などがある。

 今後、リハビリテインメントマシンの効果について評価基準の仮説を立て、その内容に従いマシン使用前・後のデータを収集、蓄積し、将来的には世界基準となることを目指す。

 同社では、今年4月に行われた組織改革のもと、16年間活動してきた福祉業務を新たに新規事業部門の福祉事業部として確立。「ナムコ・ハッスル倶楽部計画」に基づき、年間3施設のペースで、3年間で10施設程度のリハビリ施設を企画・プロデュースしていく見通し。アミューズメントで培ってきた「遊び」のノウハウを通じ、シルバーライフや福祉の向上に役立つ事業を展開していく方針。


株式会社ナムコ概要
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