三菱自動車は、「ランサーセディアワゴン」「ディアマンテ」に、下肢に障害のある人が車に乗る際、自動収納装置により車いすの収納の煩わしさを軽減する「車いすセルフトランスポート仕様車」を設定し、全国のギャラン系販売会社およびカープラザ系販売会社から発売する。
「車いすセルフトランスポート仕様車」は、基本架装装備である車いす自動収納装置のほか、車いすから運転席への乗降性を配慮した運転席回転シート、各種運転補助装置など、下肢に障害のある人で自ら運転される人から高い評価を得てきた。
今回は、車いすの収納場所を後席からラゲッジルーム(ランサーセディアワゴン)またはトランクルーム(ディアマンテ)に設置することで、車いす収納時も5名乗車を可能とした。
基本架装装備である、セルフトランスポート仕様は、ロボットアーム、車いすホルダー&固定フック、リヤゲート(ランサーセディアワゴン)/トランク(ディアマンテ)自動開閉機能から構成される。
操作方法は、車いすから運転席に乗車した後、スイッチ操作によりラゲッジルーム(ランサーセディアワゴン)またはトランクルーム(ディアマンテ)が自動で開き、ロボットアームが運転席脇まで伸びる。
ロボットアームの車いすホルダーに車いすを載せ、フックで固定。スイッチ操作で車いすがラゲッジルーム(ランサーセディアワゴン)またはトランクルーム(ディアマンテ)に収納される。
スイッチをマニュアルにすることにより、リヤゲート(ランサーセディアワゴン)またはトランク(ディアマンテ)の開閉のみ操作することも可能。
また、架装オプションとして7つのオプションを設定した。運転席が外側に70度回転し、さらに外側前方へスライドすることにより、車いすから運転席への乗り降りの負担を軽減する運転席回転シートを設定。
運転席への乗り降りを補助する運転席アシストグリップを設定。ブレーキとアクセルを手で操作する手動運転装置を設定。(ホーン/ウィンカー/ブレーキロックスイッチ/旋回ノブを装備したスタンダード仕様と、それらに加えてライトの上下切り替え/ハザードスイッチ/ブレーキロックかけ忘れブザー/ラッププロテクターを装備したハイデラックス仕様の2仕様。)
右足の不自由な人が左足でアクセル操作できる左アクセルを設定。片手でハンドル操作ができる旋回ノブを設定。握力が弱い人のハンドルの握りを補助するハンドホルダーを設定。
足の長さに合わせ、アクセルペダル、ブレーキペダルの高さを嵩上げして調整する嵩上げ式ペダルを設定。−−など。
架装メーカーは、三菱自動車テクノサービスで、販売目標台数は、ランサーセディアワゴン・ディアマンテ車いすセルフトランスポート仕様車のそれぞれで月10台。
メーカー希望小売価格は、「ランサーセディアワゴン車いすセルフトランスポート仕様車」で、各グレードにより2,478,000〜3,128,000円。「ディアマンテ車いすセルフトランスポート仕様車」で、各グレードにより3,328,000〜5,025,000円。両車種ともに基本架装装備価格980,000円が含まれる。
架装オプションは、運転席回転シートが145,000円。運転席アシストグリップ26,000円。フロア式手動運転装置「スタンダード」16,000円。フロア式手動運転装置「ハイデラックス」198,000円。左アクセル58,000円。旋回ノブ9,500円。ハンドルホルダー53,000円。嵩上げ式ペダル59,000円。
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