松下電工、在宅用電動介護ベッド「NAIS電動ケアベッドRR」の、2機種8品番がSGマークを取得した。
同社では、高齢者(特に介護を必要とする高齢者)とその家族の快適性を追求するナイス・エイジフリー事業を約5年前から立ち上げ、在宅及び施設介護のサービスと商品ハードの両面において事業を推進している。
今回、2001年4月の松下電工エイジフリーサービスのISO9001(2000年版)の取得に引き続き、在宅用電動介護ベッド「NAIS電動ケアベッドRR」が業界で初めてSGマークを取得した。
これをきっかけに、今後、サービス事業では、サービスにおける品質保証基盤確立と高品質確保のためにISO認証の取得を推進。また、商品では安全性設計の指針としてSGマークの取得を積極的に推進していく方針。
特に福祉用具におけるSGマークは、現在その基準整備が早急におこなわれており、今後認定商品の巾が広がっていく見込み。
同社ナイス・エイジフリー事業では業界に先駆け、取り扱う対象品全てにおいてのSGマークの取得に取り組んでいく。
SGマークとは、SafetyGoods(安全な製品)の略号で、製品安全協会が定めたもの。構造・材質・使い方などからみて、生命または身体に対し危害を与えるおそれのある製品について、安全な製品として必要なことなどを決めた基準を製品安全協会が定め、この基準に適合した製品にのみ表示される。
福祉用具では、簡易便器や、簡易腰掛け便座、歩行補助車、棒状杖、手動車いす、歩行車が既に認定対象品となっており、電動介護用ベッドは2001年7月より追加された。
製品安全協会は、SGマークつき製品の欠陥により、万が一、けがなどをした場合に備えて、損害保険会社と生産物賠償責任保険の契約を結んでおり、事故原因、被害の程度に応じて、賠償措置を実施する。
また、死亡・後遺障害を伴うような重大な障害事故については、とりあえず60万円を被害者に支払うことになっている。
NAIS電動ケアベッドのSGマークに対応した主な仕様は、寸法面では、手指の届く範囲の可動部には8mm以上25mm未満の挟み込み、せん断の危険部位がないよう、背上げ駆動部はベッド本体内側に位置付け、各駆動部においても十分な隙間を設けた。
また、足が届く範囲の可動と床面との間には、足を挟み込む危険のある部分がないよう、ベッド外側から60mmの範囲には、120mm以上また、ベッド外側から120mmの範囲には、80mm以上の隙間を設けた。
安定性の面では、ベッドの側方、足側の安定性確保の為、脚座の間隔を広くとった。
強度面では、安全動力の2倍または、4000N(ニュートン=約390kg)のどちらか大きな力を均等に加え、1時間放置し破損等、外観・動作上問題の無い強度を備えた。
耐久性面では、指定の負荷パットを用い1350N(ニュートン=約130kg)の力を10000回繰り返し加え、破損等、外観・動作上問題の無い耐久性を備えた。
そのほかの安全性に配慮した仕様では、背ボトム、脚ボトム(床板)の自重落下として、ボトム(床板)は、ボトムの自重のみで下がる「フリーホイール構造」を採用。ボトムとベッドフレームの間に、万一、手や頭を挟んでも、モーターによる強制的な力はかからない。
生活防水設計として、失禁や、水、飲物をこぼしたりなど、もしベッドに水などがかかった場合でも、誤動作を起こさないよう、電装部は生活防水仕様になっている。
ベッドフレームのサイドガード取り付け穴すべてに、指を入れてケガをしないように、保護キャップを装着。万一の事故の防止に配慮した。
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