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介護老人保健施設向け事故防止マニュアルを作成

−全国老人保健施設協会−

2001/09/28(Fri.)

 全国老人保健施設協会は、老健施設における事故の発生状況をふまえ、ケアの質の向上によって事故の発生を防止しようと、会員施設におけるリスクマネジメントの取り組みを支援する「介護老人保健施設におけるリスクマネジメントマニュアル」を作成した。

 同協会が実施している総合補償制度の事故データによると、1995年度から1999年度(年度は10月20日〜10月19日)までに860件の事故が発生している。このうち1998年度が262件、1999年度が242件でそれぞれ30%を占める。

 事故発生の時間としては、午前10時から午後4時が多いが、午後10時以後の深夜でも一定の頻度で発生している。

 事故の発生場所は、居室・療養室内が29.0%、浴室・浴槽6.9%、トイレ4.9%、廊下8.4%で、それ以外の施設内が30.2%。

 事故の種類では、骨折が67.9%で最も多く、部位は大腿部が50%強を占める。なお、重症は2.8%、死亡は2.6%だった。

 マニュアルは、老人保健施設でおこっている事故に最も適切に対応するため、データをもとに、事故発生の時間帯、事故内容、事故の種類を分析。

 事故を未然に防ぐとともに、万一事故がおこった場合でも、損害を最小限に抑えることを念頭に作成した。

 A4判・33頁からなるマニュアルは、事故防止委員会などの組織づくりから、「ひやり・はっと事例報告」など、事故発生防止の具体的な取り組みについて解説しているほか、事故がおこった場合の対応方法を述べている。


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