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視覚研究所を立ち上げ、「人工眼」開発に着手
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| −ニデック、視力を失った患者を対象に− |
2001/10/03(Wed.)
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ニデックは、創業時からの夢である「人工眼」の研究・開発を本格的に始動するため、同社東浜工場内にニデック視覚研究所を設立した。
同社は、5年前の創立25周年に事業領域を「Eye
Care」から「Eye & Health Care」に拡張し、皮膚科のレーザー装置や組織培養の新会社設立など順調にヘルスケア分野への進出を果たした。
しかし、「ニデックの事業の中心は目である」ことは変わらないことから、創立30周年を機に、創業時からの夢である「人工眼」の開発に着手するため、名古屋大学で人工眼の研究を展開していた八木透博士を所長に迎え、視覚研究所を設立した。
「人工眼」開発に向けて準備の進む中、2001年4月に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「人工視覚システムの研究開発」プロジェクトの委託先公募が発表された。
同社もこれに応募し、2001年9月に正式に委託先として決定され、初の国家プロジェクトとして、2001年〜2006年の5年を期間でスタートすることとなった。
プロジェクトは、経済産業省と厚生労働省の連携のもとで研究開発が実施される内容となっており、臨床面での研究は大阪大学医学系研究科眼科学教室の指導の下におこなわれる。
同社の産・学・官共同研究への取り組みとしては、産・学・官の共同研究が盛んにおこなわれている時代背景の中、同社はINAX・富山化学工業・東海銀行グループと共に「ヒト組織の培養」という分野でも、国の融資・委託研究費を得て研究開発をおこなっている。
今後、視力を失った患者を対象に人工眼を開発し、10年以内にヒトに適用することを目標とし、水晶体再生、角膜再生、網膜再生なども順次開発をおこない、2050年には眼疾患の治療分野で人工眼を含め5000億円の売上げを見込んでいる。
海外の研究状況をみると、現在、アメリカ、ドイツなどが積極的に研究開発を進めており、日本はやや遅れているが、原理的には眼球内に埋め込み網膜を刺激する網膜刺激型、視神経に埋め込み視神経を刺激する視神経刺激型、大脳視覚野に埋め込み脳を刺激する大脳視覚野刺激型、網膜刺激型+細胞培養技術のハイブリッド型の4つの方法が研究されており、同社は網膜刺激型からスタートし、ハイブリッド型へと進む予定。
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株式会社ニデック概要
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