厚生労働省は、2000年度政府管掌健康保険の収支決算概要を公表した。
介護保険制度が導入されてはじめての2000年度政府管掌健康保険の収支決算は、全体で1,545億円の赤字となり、1993年度以降実質8年連続の赤字決算となった。
医療分については、歳入6兆7,899億円に対し、歳出6兆9,468億円となり、単年度で1,569億円の赤字となった。
介護分については、歳入3,040億円に対し、歳出3,016億円となり、単年度で24億円の黒字となった。
2000年度における医療分の収支を1999年度と比較すると、赤字額が1,594億円の改善となった。
歳入については、対前年度比で1.7%減となった。これは、被保険者数の対前年度伸び率が0.3%減で1998年度以降3年連続のマイナスとなったことや、平均標準報酬月額の対前年度伸び率が0.4%減で1999年度に続き2年連続のマイナスとなったことなどによるもの。
歳出については、対前年度比で3.9%減となった。これは、被保険者数の減少などにより、保険給付費が対前年度比で0.7%減となったことや、介護保険制度の施行に伴う老人医療から介護保険への移行などにより、老人医療費、加入者数などの見込みを基に賦課される老人保険拠出金が、対前年度比で12.0%減となったことなどによるもの。
なお、2000年度の事業運営安定資金の残高は、医療分で6,701億円、介護分で24億円、全体で6,725億円となり、対前年度比で1,314億円の減少となった。
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