松下電工は、病院・福祉施設向けにスチームとブラシで車いすの車輪を洗浄する「車いす車輪洗浄機」を開発した。2002年春に発売を予定している。
また、11月6日〜9日に東京ビッグサイトで開催される医療・福祉施設のための設備・機器総合展「HOSPEXJapan2001」にて、初めて一般公開する。
同社は、1995年より「適温配膳車」、「在宅配食用機器」を中心に病院・福祉施設向けにさまざまな介護サポート機器を提供してきた。今回、新たな商品ラインアップとして「車いす車輪洗浄機」を開発。
自動で車いすの車輪を洗浄し、施設屋内への土砂等の汚れの持込みを防ぐ。施設内の衛生管理に役立ち、病院・施設勤務者や介護者の清掃の手間を大幅に軽減する。
洗浄機能としては、業界初の、スチームとブラシの湿式洗浄で汚れを落し、75度のスチーム(タイヤ表面での温度)で、除菌効果もあるものを採用。
設置面では、施設内エリアであれば、基本的に設置場所を選ばない。スチームは最大1.8リットル入る貯水タンクの水から供給され、拭き取りは回転する吸水マットにておこなうため、配管工事は不要。
使用時には、中央収納部からスライドして、洗浄ユニットがでてくる。洗浄ユニットに組み込まれたブラシは、タイヤの全面を覆うように設計され、吸水マットが回転する事により、接地面と側面の汚れを同時に除去することができる。
また、ホイールベースのピッチを自動で検知するため、既存車いすのほとんどの車輪ピッチに対応することができる。
特にスチーム洗浄で、除菌機能も兼ね備えた据置きタイプは業界でも初。汚れを完全に除去することが困難な既存の乾式タイプに対して、機能面での優位性を確保した。
商品名は未定で、仮商品名を車いす車輪洗浄機とし、発売予定価格は50〜80万円/台、販売目標は2003年1億円/年、2005年3億円/年としている。
|