総務省は、2000年国勢調査第1次基本集計結果を公表した。
2000年国勢調査による10月1日現在の総人口は、126,925,843人で、前回調査の1995年に比べ1,355,597人、1.1%増加した。人口増加率は1980年以降低下を続け、この5年間は戦後最低となっている。
総人口は、世界の人口60.6億人の2.1%を占め、中国(12.8億人)、インド(10.1億人)、アメリカ合衆国(2.8億人)、インドネシア(2.1億人)、ブラジル(1.7億人)、ロシア(1.5億人)、パキスタン(1.4億人)、バングラデシュ(1.4億人)に次いで9番目となっている。
人口密度は340人/km2で、人口1000万以上の国の中ではバングラデシュ(954人/km2)、韓国(472人/km2)、オランダ(388人/km2)に次いで4番目に高くなっている。
全国47都道府県のうち、人口300万人以上は10都道府県、200万人台が10府県、100万人台が20県、100万人未満が7県となっている。
人口増加率は滋賀県が4.3%で最も高く、以下、沖縄県(3.5%)、神奈川県(3.0%)、兵庫県(2.8%)、埼玉県(2.6%)と続いており、24都府県で人口が増加した。人口増加県の数は、1990年〜7年の34道府県から24都府県に減少している。
人口を年齢別にみると、年少人口(15歳未満人口)は18,472,499人(総人口の14.6%)、生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)は86,219,631人(同67.9%)、老年人口(65歳以上人口)は22,005,152人(同17.3%)となっている。
老年人口は、1995年に比べ3,744,330人(20.5%)増となっている。また、総人口に占める割合も2.8ポイント拡大しており、高齢化が更に進行している。
なお、70歳以上人口は14,899,213人(総人口の11.7%)、75歳以上人口は8,998,637人(同7.1%)で、1995年に比べそれぞれ3,034,469人(25.6%)、1,829,060人(25.5%)増加した。
年少人口は、1995年に比べ1,541,231人(7.7%)減となっており、総人口に占める割合も14.6%と調査開始以来最も低くなっている。
生産年齢人口は、1995年に比べ945,090人(1.1%)減となっており、調査開始以来初の減少となった。また、総人口に占める割合も1.5ポイント縮小している。
2000年の人口ピラミッドの形態は、51〜53歳(第1次ベビーブーム世代)、26〜29歳(第2次ベビーブーム世代)を中心とした2つの膨らみをもつ「ひょうたん型」に近い形となっている。
総人口に占める老年人口の割合を都道府県別にみると、島根県が24.8%と最も高く、埼玉県が12.8%で最も低くなっている。老年人口の割合を1995年と比べると、すべての都道府県で拡大しており、全国的に高齢化が進行している。
総人口に占める年少人口の割合は、1995年に比べすべての都道府県で縮小し、その結果、41都道府県で老年人口が年少人口を上回った。
65歳以上の親族(高齢親族)のいる一般世帯は、15,044,608世帯(一般世帯数の32.2%)で、平成7年に比べ2,264,377世帯、17.7%増加した。
このうち、核家族世帯は6,797,909世帯(高齢親族のいる一般世帯数の45.2%)で31.7%増、単独世帯は3,032,140世帯(同20.2%)で37.7%増と大幅に増加しており、高齢親族のいる一般世帯では核家族化の進行と単独世帯の割合の拡大が顕著となっている。
高齢親族のいる世帯の割合が最も高いのは、山形県の49.8%で、以下、島根県が48.1%、秋田県が47.8%と続き、主に日本海側の各県で高くなっている。いっぽう、最も低いのは神奈川県の24.7%で、以下、埼玉県が25.1%、東京都が25.4%と続いている。
高齢単身者(65歳以上の単独世帯)は、3,032,140人で、1995年に比べ829,980人、37.7%増加した。また、高齢単身者が65歳以上人口に占める割合は13.8%と1995年(12.1%)に比べ拡大している。
高齢単身者数を男女別にみると、男性が741,647人、女性が2,290,493人で、女性が男性の3.1倍となっている。また、65歳以上人口に占める割合は、男性が8.0%、女性が17.9%となっており、65歳以上の女性の5.6人に1人は単身者となっている。
65歳以上人口に占める高齢単身者の割合が最も高いのは、鹿児島県の22.0%で、以下、東京都が20.3%、大阪府が19.4%と続いている。いっぽう、最も低いのは山形県の6.9%で、以下、新潟県が7.9%、茨城県が8.6%と続いている。
高齢夫婦世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの世帯)は3,661,271世帯で、高齢親族のいる一般世帯数の24.3%を占めており、1995年に比べ898,686世帯、32.5%増加した。
高齢親族のいる一般世帯数に占める高齢夫婦世帯の割合が最も高いのは、鹿児島県の33.3%で、以下、北海道が32.5%、宮崎県が30.1%と続いている。いっぽう、最も低いのは山形県の15.1%で、以下、福井県が17.7%、新潟県が17.9%と続いている。
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