山之内製薬は、米国マサチューセッツ州のマサチューセッツ・ジェネラル・ホスピタルの神経学ハイマン教授の研究グループ及び米国メリーランド州の米国赤十字ホーランド研究所の血管生物学部ストリックランド部長の研究グループと、アルツハイマー病に関する共同研究を開始した。
共同研究では、アルツハイマー病発症の悪玉とされるアミロイドβ蛋白の産生及びアミロイドβ蛋白前駆体の代謝のメカニズムについての研究を実施。
創薬標的としての検証及びその機能に基づくスクリーニング系を構築し、アルツハイマー病進行抑制薬の創製を目指す。
また、アルツハイマー病の新規病態モデルの構築、並びにそのモデルによる化合物の臨床有用性の評価なども含み、当初は基礎研究からスタートするものの、短期間で開発候補化合物の創製を目指している。
ハイマン教授、ストリックランド部長らの研究グループは、現在アルツハイマー病研究の最先端を行くグループのひとつとして広く世界で評価され、最近の研究成果はいずれも学会などで注目されてきた。
山之内製薬は彼らの研究アクティビティ、経験、研究ネットワークを高く評価し、これからの共同研究の成果に大きな期待を寄せている。
山之内製薬は、ゲノム研究はじめ、自社での創薬研究に力を入れるとともに、グラクソ・スミスクラインとの共同研究や米国ニューヨーク大学メディカルセンター関節疾患病院(Hospital
for Joint Diseases)との共同研究、セレラ・ジェノミクスとゲノムデータベース利用に関する契約を締結するなど、アカデミアやベンチャーとの共同研究・提携を進めている。
今後も、自社創薬体制の拡充とあわせて、アカデミアやベンチャーとの戦略的提携を活発におこない、自社製品パイプラインの充実、強化をしていく考え。
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