北海道電力は、車いすで生活する人が、冬の雪道の移動を快適にできるよう、北海道大学と社会福祉法人クピド・フェアと共同して、「雪道走行の可能な四輪駆動型電動車いす」を開発した。
従来、手動式車いすはもとより、電動車いすは二輪駆動型がほとんどで、雪道を走行することができず、結果として車いすを利用する人は、冬季間の外出がしづらいという難点があった。
名称は、「四輪駆動型電動車いす」。同社の有する電子・電気・機械制御技術と、北海道大学の機械工学・人間工学分野の技術知見、さらにクピド・フェアの車いすの組み立て、調整技術と連携させることで、雪道走行が可能な四輪駆動型としては国内初、道内で機器製作までをおこなった、純北海道産の製品として開発した。
製品は、雪道でもスムーズな走行が可能なように四輪駆動方式を採用し、室内や乾燥路では、走行性の良い二輪駆動型への切り替えが可能。
同社が有する電子制御の技術を応用し、ジョイスティックコントローラーを開発し、快適な操作性と走行性を実現。雪道の轍などの比較的大きな段差(15cm程度)を乗り越えることが可能。
開発にあたり、同社は、四輪駆動型電動車いすの電気・電子・機械上の走行制御に関する研究。北海道大学は、駆動方式の違いによる走行性に関する研究・人間工学に基づいた機器構造に関する研究。クピド・フェアは、四輪駆動型電動車いすの設計・製造を担当した。
販売価格は70〜80万円程度を予定しており、販売開始時期は2002年4月。社会福祉法人クピド・フェアより販売される。
製造・販売に関する問い合わせ先
社会福祉法人クピド・フェア
- WEBSITE:クピド・フェア
- 所在地:岩見沢市志文町355-46
- TEL:0126-24-3653
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