東京いきいきらいふ推進センターは、東京都内で活動中のケアマネジャーを対象に介護保険制度下における住宅改修の取り組み状況に関する調査をおこない、報告書「ケアマネジャーの住宅改修の取り組み状況に関する調査報告書」をまとめた。
調査は、同センターで実施した「ケアマネジャーの住宅改修研修会」に参加したケアマネジャーを対象に、介護保険制度下における住宅改修の取り組み状況についての調査を実施。実施経験、改修相談の経過と他機関との連携状況、効果測定、住宅改修を実施するにあたっての課題についての事項を問い、集計・分析をおこなった。回収率は72.8%。
調査の結果、ケアマネジャー自身は住宅改修の必要性を十分承知しており、実際に利用者にも住宅改修を勧めている。また、その効果についても効果があるとの認識が強いことが明らかとなった。
そのいっぽうで、住宅改修について相談できる機関や専門職との関係が希薄で、また、中立的な立場の相談機関・専門職自体も少ない。
ケアマネジャー自身についても住宅改修の知識を身につける場が少なく、連携先、特に施工業者が介護保険制度を理解していない場合は、制度の説明に困難をきたす場合が多いという問題点も浮き彫りとなった。
住宅改修は利用者や家族にその必要性を説明したり、介護保険制度に詳しくない施工業者と調整したりと、業務としては非常に煩雑。それにも関わらず理由書作成の単価が極めて低い点も問題。
|