市場調査・出版の日本ビジネス開発は、「シニア・シルバービジネス白書2002年版」を発刊した。1992年の第1弾から数えて今回で第6弾となる。
今回は、「次代を担うシニア・シルバービジネスコンセプト10の提起」「13市場、58シニア・シルバービジネスタイプにわたるビジネスヒント事例の収録」「全国3224市町村の“16介護サービス”別介護パワー指標の算出とランキング」により、2001年のシニア・シルバービジネス動向を浮き彫りにするいっぽう、近未来の当該有望ビジネスをも見通した。
例えば、「次代を担うシニア・シルバービジネスコンセプト10」の一部トピックスをみると、様々なビジネスコンセプトが提起されている。
「シルバーニューリッチビジネス」あと数年で戦後生まれの高齢者の時代に入る。戦前世代と明らかにお金の使い方が違う。60歳以上の世帯で3000万円以上の貯蓄を持つ世帯は30%。
「ユニバーサルデザインビジネス」全ての人にやさしい設計・デザインをという米国発祥の概念。分野を問わず新たなビジネスの切り口として有望。
「シニア・シルバーITビジネス」IT基本法にも高齢者に不利にならない条項を盛っている。シニア・シルバーに配慮したITビジネスの市場領域は広い。
「シルバーリフォームビジネス」介護保険の対象。65歳以上のいる世帯は1500万世帯に及ぶ。
「シルバー就職支援ビジネス」55〜65歳の失業率は7%。団塊世代が60歳定年を迎える5年後、失業率の悪化が予測される。ビジネスチャンスは膨らむ。
「生きがい支援ビジネス」定年後の「生きがい」探しが課題。「生涯学習」など支援ビジネスが本格化。
「シニア・シルバーウェルネスビジネス」健康を保ちながら長生きする「健康寿命」世界一は日本。2002年1月1日現在のシニア人口は3500万人、シルバー人口は3100万人。
「シニア・シルバーメンタルヘルスビジネス」平均寿命は女85歳、男78歳。65歳以上の1人暮らしは270万人。日本で遅れている心のケア、カウンセリングなどのニーズは大きい。
「メモリアルビジネス」葬儀・墓などに対する意識が大きく変わるに連れ企業のビビジネスチャンスも出て来た。死亡数は年間100万人から2039年の170万人のピークまで伸び続ける。
「シニア・シルバーコミュニティ開発ビジネス」2013年には65歳以上人口が3000万人に達する。21世紀はシニア・シルバーをコアにしたコミュニティづくリが必須。「シニア・シルバーニュータウン」など、時代にふさわしいコミュニティ開発が求められている。
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