ナショナル住宅産業と松下電工は、シニア向賃貸住宅事業において提携し「サンリスタ」事業として展開していく。
「サンリスタ」事業は、シニアの健常者を入居対象とし、ホテル並みのサービス提供を特徴とした、今までにない高齢者向の賃貸住宅事業で、その第1号物件「サンリスタ守口」の入居者募集を大阪府守口市にて開始。入居者の目処が整い次第、正式に契約を締結し2003年3月の竣工を目指す。
シニア向賃貸住宅事業「サンリスタ」のコンセプトと事業形態は、パナホームの住まいづくりや土地活用事業のノウハウと、松下電工の「ナイス・エイジフリー事業」による実績をコアコンピタンスとして活かした民間初のシニア向賃貸住宅事業。
「サンリスタ」のコンセプトは、「新しい自分を発見できるステージの提供」とし、健常な60〜70歳のシニアを、まだまだ人生におけるチャレンジの時期で、円熟した人生の収穫期でもあると考える。そうした観点から、「サンリスタ」では、単なる高齢者向施設の供給ということにとどまらず、日常のくらしを手伝う「暮らし添乗員」の採用をはじめ、安心・安全な生活基盤を築くための「サポートメニュー」や入居者が充実したシニアライフを実現できる「チャレンジメニュー」などのさまざまな支援サービスの提供で、ホテル並みのサービスを特徴とする新しいタイプのシニア向賃貸住宅の実現を目指す。
建物は、落ち着きのある外観、明るく広いエントランスや快適な住戸プランニングなど、機能性と開放感のある設計としている。立地は、都市近郊の交通の利便性が良い場所が候補となる。
入居者は、基本的に健常者を前提としているが、万が一、入居者が要介護状態となった場合は、在宅介護サービスを利用しながら継続して居住することも可能。また、提携する終身型有料老人ホームへの優先入所も可能となっており、生涯を通じて充実したサポート体制を用意している。
いっぽう、土地所有者にとっては、パナホームが「20年間一括借上げシステム」にて対応することで、リスクの少ない賃貸住宅経営が可能となる。
シニア向賃貸住宅「サンリスタ」のモデルイメージは、建物立地が最寄駅から徒歩10分以内。敷地面積が500坪〜800坪。賃貸住戸数が45戸〜50戸。1住戸面積が40m2〜45m2。総工費が4.5億〜5億円程度。入居一時金が450万円程度。家賃が月額14万円程度(各種サービス・管理費含む、食事・光熱費別)。入居者が自立生活ができる60歳以上の健常者(50歳以上のシニア層、夫婦・兄弟による入居希望者にも対応)。−−となっている。事業計画では、3年後に、売上高約30億円/年を目指す。
今回、同事業の第1号物件となる「サンリスタ守口」は、最寄駅から徒歩約4分の交通至便な環境にある面積約2049.58m2(約620坪)の遊休地を活用。建物や各住戸には、パナホームの戸建・賃貸集合住宅事業で培われたノウハウを具現化。建物規模は、鉄骨造5階建で、全52戸。住戸の床面積は、41.81m2(12.65坪)と40.61m2(12.28坪)の2タイプ。機能性と開放感に配慮した設計がなされている。
各住戸は、床段差の少ないバリアフリー設計はもちろん、安全で経済的なオール電化仕様、防犯機能を高めるオートロックシステム付玄関ドア、カラーモニター付セキュリティインターホン等を採用している。
室内のインテリアには、「SSS(サンリスタ・セレクト・システム)」を採用。洋風の「モダン」、和洋融合の「モダン和風」、落ち着きある「和風」の3タイプのプランを基本に、壁クロスや床、キッチンのワークトップ・収納扉の材質や色柄を入居者の好みに合わせてコーディネートすることが可能なセミコーポラティブ方式を採用している。
1階には、受付や会員制喫茶室、健康相談室、談話コーナー等、シニア入居者が気軽に利用できる共用スペースを確保。受付カウンターには、入居者の安全で快適なくらしをサポートする「暮らし添乗員」が常駐する。
「暮らし添乗員」は、入居者の安全・安心・健康・快適なくらしを、さまざまなサービスでサポートする専門職員で、松下電工のグループ会社・ナイスケアサービスより派遣される。入居者の急病・緊急時の通報受付・状況確認や、提携医・親族への連絡をはじめ、郵便物・宅配便、写真フィルムの現像、生活用品の販売等、さまざまなサービスの提供をおこなう。
このほか、「サンリスタ守口」では、入居者の充実したシニアライフや暮らしをトータルにサポートするさまざまなサービスを用意。健康相談や食生活指導、自宅お預かりサービス、資産管理相談サービス等の「サポートメニュー」や、旅行や飲食、スポーツクラブ、カルチャー教室等との提携サービスをはじめ、趣味のサークルを利用できる「チャレンジメニュー」等、入居者のくらしの状況や嗜好に合わせて自由に選択ができる多彩なメニューが用意される。
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