松下電工は、積水ライフテックと、在宅でトイレまでの移動が困難な要介護の人を対象として、介護室に置けるポータブルトイレに、泡でトイレのニオイとバケツの汚れを防ぐ「泡ガード」機能搭載の温水洗浄便座を付けた「在宅介護用温水洗浄便座付ポータブルトイレ」を共同開発し、それぞれのブランドで発売開始した。
松下電工は、独自に展開する介護専門のフランチャイズ加盟店「松下電工エイジフリー介護チェーン」を中心に販売し、積水ライフテックは、介護機器・医療器卸、介護ショップを中心に販売する。また、同商品は、「公的介護保険」の購入費支給対象商品となっている。
新製品の「温水洗浄便座機能」は、臭いを防ぎ気持ちよく快適に洗浄できる最新技術の便座機能で、温水シャワーで拭き取りにくい汚れもしっかり洗える「ゆらぎ水流温水洗浄」を装備、おしり洗浄には、独自の流体素子ノズルによる約12,000回/分のゆらぎ水流で洗浄面積を広くきれいに洗える。また、ノズルの空気口より気泡を取り込み、泡がはじけたときに発生する力でしっかり、すばやくきれいに気持ち良く洗え、好みに合わせて5段階の水勢が選べる。真下洗浄なので汚物が飛び散らずしっかり洗え、また汚物が前に流れない、特に女性にやさしい設計とした。
ビデ洗浄では、たっぷりのシャワーに約110回/分の強弱をつけるパルス洗浄を採用。10穴シャワーで水流の刺激を分散するので、肌あたりがよりやさしく洗うことができる。
そのほかの洗浄機能としては、適度に水勢の強弱を繰り返す便意リズム洗浄で、便意を高めるほか、おしり用とビデ用ノズルが別々なので、女性に安心な仕様とした。
泡で用便のニオイとバケツの汚れを防ぐ「泡ガード」機能を搭載、たっぷりの泡でバケツ水面にふたをするのでイヤなニオイが漏れない。バケツに付く大便時の汚れを寄せ付けず、排便時の跳ね返りにも効果的。「泡自動モード」に設定しておくと、着座時・使用後に泡が自動的にでてくる。
「泡ガード」の使い方は、本体操作部下の「泡タンク」に市販の中性のトイレ用洗剤(約65mL)と水道水(約650mL)を入れ、本体にセット。操作はリモコンスイッチひとつで簡単スタート。設定した泡量だけ出て、自動的に止まる。「泡タンク」1杯で、約15回使用可能(泡量「中」の場合)。−−と、簡単なものとした。
暖房便座&温風乾燥機能は、便座が冷たくヒヤッとする座りづらさがない暖房便座。長時間でも、心地よく使用できる。また、洗った後のおしりを、温風でやさしくさらさらに乾燥させる。おしりを拭く手間が軽減されるので、介助される人にもうれしい機能。また痔の人でも安心して使用できる。
見やすい、使いやすい「大型リモコン」で簡単操作を実現しており、温水洗浄から温風乾燥、脱臭までひざの上や手元で簡単に操作ができる。
そのほかの便利機能としては、ノズルをきれいにしっかり洗う「ノズル滝洗浄」があり、ノズル洗浄用のノズルを搭載、使用前後におしりとビデのノズルの先端から柄の部分までを直噴ジェットで強力洗浄し、汚れを残さず清潔に使える。
臭いを漏らさない「1.5倍パワー脱臭」は、ファンの吸引力を従来の約1.5倍に高めることで臭いの漏れをシャットアウトし、使用中も臭いを残さない。また大便臭に効果のあるW触媒脱臭ハニカム採用で強力脱臭を実現。「泡+ファン」のダブルでニオイを抑える。カートリッジは7年間交換不要。
「ポータブルトイレ本体部」の機能では、使いやすさやメンテナンス性、快適性に配慮した充実機能を採用した。後脚に移動に便利なキャスター付で、少し持ち上げて押すと移動しやすくなる。
高さ調整と、乗り移りに便利な取り外し可能なひじ掛は、体格に合わせて、便座から20・23・26cmの3段階で高さ調節が可能。取り外しもできるので、ベッドからの乗り移り等がスムーズにできる。
体格に合わせて、3段階に調整可能な便座高さは、「高さ調整スペーサー」を使うことで36・39・42cmの3段階で調節可能。
メンテナンスが楽な設計&水や汚れを防ぐ防汚カラーとして、便座前、便座奥、バケツ、バケツ下に水や汚れを防ぐ防汚カラー(材質:ポリプロピレン)を付けた。便座はすき間のない防水成型で、汚れの溜まりやすい便座の裏側に汚れが目詰まりしにくく、取り外して丸洗いもできる。
そのほかの快適利用機能としては、便座部・イス部のフラット設計を採用、イス部と便座部に取り外し可能なブロックを設置し、便座面がフラットになり、乗り移りがスムーズにできる。
座面を置けば便座が隠れて、部屋に調和する椅子としても使用でき、本人が立ち上がるときや介助をするときに、足が充分に入るスペースを確保した。しっかりと背中を支える、広い背もたれや、イス後部にトイレットペーパーや洗剤などが収納できるポケットも搭載した。
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