聴導犬育成で唯一の特定非営利活動法人である日本聴導犬協会は、今後、「身体障害者補助犬法案」が成立することで、訓練した聴導犬に対して公的な場所に入るための「認定資格」を与えられなくなる見通しとなった。これは、法案の成立により、認定業務が厚生労働省の認可を受けた財団・社団・社会福祉法人のみに許可されることとなるため。
この問題を受け、日本聴導犬協会を「厚生労働省認定の社会福祉法人」とするために、準備金が必要となることとなったが、特定非営利活動法人では、「社会福祉法人化のために事業をおこなう」ことは法律で認められていないため、「NPO法人日本聴導犬協会を社会福祉法人に推進する会」を発足し、準備金を集めることとなった。
本来、厚生労働省が認可する社会福祉法人には、資産1億円という高いハードルが課せられているが、現在、それほどの資産を有する聴導犬育成団体はなく、厚生労働省から、規定の資産高を低くする譲歩案が出されることになる見通し。
現在、日本聴導犬協会の育成資金を含む預金は約700万円ほど。準備金への募金は1人1口1000円から受け付ける。また、「感謝の辞を、永久に表したい」ということから、100口以上の大口募金寄付者には、英米の慈善団体にならった形で、和文または英文で名前などを、ステンレスプレートに刻印し「社会福祉法人化・ご支援者プレート」として、施設の壁に展示する。
募金の送金方法は郵便振込みで、口座番号は00550-8-75891、口座名は社会福祉法人準備金口となっている。
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