フロンティアワークスは、パソコン用コミュニケーションソフト「Nirai Kanai Voice(ニライカナイボイス)」を発売した。
同ソフトは、会話が困難な人や筆談が困難な人向けに開発されたもので、画面上の50音パネルをクリックして入力した文章を瞬時に合成音声で出力するもの。操作は、画面上のカタカナのパネルをクリックするだけで入力が可能なので、キーボード操作が難しい人でも簡単に使用できる。
また、使用頻度の高いフレーズを注文時に受け、個別の利用客専用にカスタマイズした状態で届けるサービスもおこなっている。登録可能フレーズ数は10フレーズで、1フレーズはカタカナ23文字以内で句点を含む。登録したフレーズはワンクリックで音声が出力されることとなる。
入力文字はカタカナパネル上部の表示エリアにディスプレイされる為、音声合成を開始する前に入力した文章を確認でき、作成した文章は内部に記憶されるので、リセットボタンやバックスペースで修正されるまで同じ内容で音声合成がおこなえるなど、合成対象文章の確認や、文章記憶、修正機能も盛り込んだ。
起動すると自動的にフルスクリーン表示され、大きな文字で表示されるので、高齢の人にも見易くなる。また、音声の出力スピードは、「ノーマル」「スロー」の2段階で、合成音声の出力中に切替える事も可能。
価格は23,000円で、同社WEBサイトからの直販での取扱いとなっている。ローコストオペレーション、簡易パッケージ、マニュアルの電子化などで低価格での提供を実現した。
また、携帯性に優れたPDA版(CASIO l'agenda BE-500専用)を、2002年6月下旬に発売予定。外出する機会が多い人向けで、手話が通じない場面での利用を想定しており、PDA版もパソコン版と同様にタッチパネルに触れて入力した文章を瞬時に合成音声で出力する。

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