政府は、アフガニスタン国内においてアフガニスタン復興支援活動をおこなっているNGOによる3事業に対し、総額約18万7,750米ドルの草の根無償資金協力をおこなうこととし、このための贈与契約の締結が、カブールにおいて、川口順子外務大臣の立ち会いの下、駒野欽一在アフガニスタン大使とNGO代表者との間でおこなわれた。今回の支援の対象となるNGOの事業は3事業。
「アフガニスタン北部巡回井戸掘り計画」事業では、アフガニスタン・ロジスティック建設ユニットを実施団体とし、8万1,200米ドルを拠出する。3年間続いている干ばつにより、アフガニスタンは深刻な飲料水および灌漑用水の不足に直面している。このため、アフガニスタン北部において井戸を掘削するNGOに対し、掘削機購入に必要な資金を供与する。
「カブール市西部カルテ・セー病院修復計画」事業では、ホープ・ワールドワイドを実施団体とし、2万4,648米ドルを拠出する。アフガニスタンにおける医療施設には基礎的な医療機材および医薬品すら不足している状況。このため、カブール市の病院において緊急に必要な医療設備・備品を調達するための資金を供与する。
「カブール国際空港およびその周辺での機械による地雷除去計画」事業では、アフガン・テクニカル・コンサルタンツを実施団体とし、8万1,900米ドルを拠出する。カブール空港周辺の地雷は、周辺住民の生活を脅かし、カブール空港はアフガニスタン支援の玄関口で、この地雷の存在は、復興支援活動への障害となっている。このため、アフガニスタンのNGOによるカブール空港およびその周辺地域における地雷除去活動に必要な資金を供与する。
政府は、アフガニスタンに対する復興支援を効果的に実施していくために、NGOと協力・連携して取り組む方針。今回の支援は、保健・医療、地雷分野でアフガニスタン復興支援活動に取り組んでいるNGOからの要請に応え、必要な資金的支援をおこなうこととしたもの。
今回の資金協力は、今年1月、アフガニスタン復興支援国際会議において政府が表明した向こう2年半で最大5億ドルまでの復興支援の一環としておこなう。
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