シニアコミュニケーションと大阪ガスグループのホームプロは、住まい・リフォームに関する消費者の動向について、両社の会員組織を通じて大規模な調査を共同でおこなった。
「住まいに関するアンケート」は、両社のWeb会員である10代以上のインターネットユーザー男女、有効回答数は1,959名。回答者の住まい属性は、一戸建て居住者57%、集合住宅居住者42%、そのほか1%。持家住宅居住者79%、賃貸住宅居住者20%、そのほか1%。間取り、4LDK26%、3LDK24%、5K以上16%、3DK他34%。
希望する「終の棲家」に関する質問では、現在マンションに居住する50〜60代のシニア層で「終の棲家」もマンションという答えがおよそ80%近くに達した。このうちケア付のマンションを希望する人は約20%で、半数以上の人が一般のマンションを希望。40代までのマンション居住者では「終の棲家」として一戸建てを希望する人が50%台であったのと比較して対照的な結果となった。
現在一戸建てに居住者している人についても、特に50代でマンションを希望する人の割合が最も高くなっており(25%)、首都圏などにおける昨今のマンション購入者に占めるシニア世代の比率の上昇を裏付ける結果となった。
住まいのリフォームについて関心の度合いを聞いたところ、「非常にある(20%)」「ややある(43%)」と何らかの関心を持つ人が全体で約60%に達した。リフォームしたい場所については、全般的に各世代とも台所や浴室といった水廻りがおおむね30%前後と多いが、家族の団らんの場でもあるリビングについては40代で、自分の時間を過ごす場でもある書斎・趣味の部屋は50〜60代で多い。
実際にリフォーム経験を持つ人に対する調査の中で、リフォームの際、その内容決定に重視されたのは誰の意見であるかを聞いた。全般的に自分、あるいは配偶者という答えが多かった中、40代まではどの世代・性別でも「自分の意見」が「配偶者の意見」を上回ったのに対し、50代以上では男性は「配偶者」、女性では「自分」の意見とする人が最も多かった。
既にリフォームをおこなった人と、これからおこなおうとしている人に対し、リフォームの事業者選びに際して重視することをあげてもらった。それによると「希望する部位のリフォームの実績があること(32%)」「長年お付き合いしている業者であること(20%)」「費用が安いこと(17%)」の上位3つが全体の約70%を占めている。
実際にリフォームをおこなった人の失敗例としては、施工不良、思っていたのと違う、お金のかけ方を誤った、といった内容が目立つ。施工の実績、自分の思いを率直に伝えられる親しさ、また、お金のかけ方を誤らないためにも費用の妥当性や安さがポイントとなっていることが明らかとなった。
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