TOTOは、座ったままの状態で肩から足までの全身シャワー浴がおこなえる「楽&楽シャワー」のいす付といすなし、2機種を発売した。
浴槽入浴より身体への負担が少ないシャワー浴が、座ったままの楽な姿勢でおこなえるので、高齢者や入浴介助が必要な人がいる家庭、医療・介護福祉施設などでの利用が対象となっている。
介護される側にとっても、また介護する側にとっても最も負担が大きいのが入浴と言われており、同社が、家族に介護が必要な人がいる人を対象に「入浴の際に大変な動作は何ですか?」というアンケートをおこなったところ、約70%の人が「浴槽の出入り」と回答しており、女性が男性を介護しているような場合は、特に体格の差があり大変な作業となる。
また、入浴中の心拍数は入浴前に比べると極端に上昇し、入浴時は身体に負担がかかるため、入浴したくても身体への影響を考えなければならないケースもある。しかし、シャワー浴は入浴に比べ心拍数の上昇は約1/2と身体への負担が少なく済む点が特徴。
実際に利用する際には、壁を背にして腰掛け、左右のシャワーアーム部を斜め前方にセットすると12個のノズルからきめ細やかなシャワーが均一に肩から足までの全身に広がる。
シャワーの噴射方向は体型に合わせ調節可能で、通常のハンドシャワーもセットされているので洗髪時などに便利。
あらかじめいすがセットされている「いす付」と、シャワーチェアーや水まわり用車いす(楽&楽シャワー用 価格95,000円)を使用する「いすなし」の2種類を品揃えした。身体状況や使い勝手に応じて選択できる。なお、「いす付」は使用しない時はコンパクトに折りたためる。
直腸温の上昇の変化を浴槽入浴と「楽&楽シャワー」で比較したところ、「楽&楽シャワー」のシャワー浴でも浴槽入浴なみの温度の上昇が見られ、冬場であっても、入浴したのと同じくらいの温熱効果を手軽に得られる。
浴槽入浴の場合、バスタブ一杯で180Lのお湯を使用するが、「楽&楽シャワー」の場合は6分間の使用で約48Lの使用水量なので節水に役立つ。また、「楽&楽シャワー」は、ユニットバス・システムバスには設置できない。価格は、いす付198,000円、いすなし178,000円。
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