非営利団体のコミュニケーション支援センターは、聴覚障害者向けに、NTTドコモのFOMAを利用したTV電話手話通訳リレーサービスの第2弾として、聴覚障害者を対象したFOMAの給付手続き代行サービスを開始する。
同団体では、音声電話を使えない聴覚・発語障害者向けに、NTTドコモのFOMAを利用したTV電話手話通訳リレーサービスを5月1日に開始している。リアルタイムの動画を利用した手話通訳サービスは業界初。
同サービスを利用する際の、FOMA端末の給付手続きの代行を希望している聴覚・発語障害者からの要望に応じ、給付手続き代行の受付を開始する。
TV電話(FOMA)の給付手続き代行とは、「日常生活用具」給付に関する手続きのこと。「日常生活用具」とは、厚生労働省の日常生活用具制度で、重度の障害者が家庭生活を営む上での不便を解消し、自立した生活を容易にするために必要な用具を言う。
聴覚障害の人々は、聴覚障害者用屋内信号装置や、通信装置などの日常生活用具の給付(貸与)があり、それを受けるためには、市町村の窓口に給付(貸与)申請を行い、交付される「給付(貸与)券」を日常生活用具納付業者に提出することが必要。申請の際には、申請者の負担能力に応じて費用を負担してもらうことになっている。
重度障害者が、この給付で受けたTV電話をTV電話リレーサービスで健聴者とまったく同じ機会で、さまざまなところに電話との通話が円滑に行えることが可能となる。
TV電話手話通訳リレーサービスは、今年より、通信放送機構の援助および指導で、実証実験の成果をもとに、先行的にFOMAでの役務提供サービスを開始。
TV電話機能を備えたFOMAで、同団体のサポーターデスクに接続すると、手話通訳による電話取次ぎのサービスを受けられる。相手は、健聴者で、たとえば、ビザ注文、当日で急にホテル予約したい、などの取次ぎを提供する。
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