特定非営利活動法人日本NPOセンターとマイクロソフトは、共同で、ITを活用したNPO(民間非営利組織)の活動を支援する「Microsoft giving NPO支援プログラム」を開始する。
同助成プログラムは、日本NPOセンターとマイクロソフトが共同で開発し実施するもので、マイクロソフトが助成金および必要なソフトウエアを提供し、日本NPOセンターが関係団体とのネットワークを生かして募集や選考等の助成業務を担当する。
マイクロソフトでは、これまでもNPOからの助成依頼に対して一定の審査基準のもとに不定期に助成をしてきたが、今回のプログラムは、マイクロソフトとして初めて一般公募形式で実施する社会貢献プログラム。
近年、社会における様々なニーズに柔軟に対応していくNPOの存在が、行政機関、企業そして社会全体にとっても次第に欠かせないものになってきていることから、同プログラムは、NPOによるITの活用を支援することによって、様々な社会的課題の解決や新たな文化の創造をになうNPOの活動をさらに活性化し、効果的なものにすることをめざしている。
同プログラムでは、日本国内で活動するNPOを対象に、必要資金を助成。助成の対象となる団体は、1年以上の活動実績がありITの使用が可能なNPO(法人格の有無や種類は問わない)で、助成金額は1件あたり上限300万円。助成総額は年間2,000万円を予定している。助成期間は、2003年1月から1年間。
助成の対象となるプロジェクトは、障害者、高齢者、また介護のために外出が困難な人など様々な理由で社会参加が難しい人たちにITを活用して必要な情報を提供していく活動や、地域や分野、世代や言葉などの壁を越えて情報を共有し、協力しあって社会の課題解決の支援をしていく活動、およびITを駆使したユニークなコミュニケーションなどによって特に子供たちに夢を与えるような活動など、ITの活用によって人と人をつなぐような市民活動に対して助成する。
また、同プログラムでは、資金の助成以外にも支援・協力を実施する方針で、プロジェクトに必要なソフトウエアについては一定範囲内でマイクロソフトより提供する。
また、プロジェクトの実施にともない追加のコンピュータが必要な場合には、NPO法人イーエルダーが日本IBM、マイクロソフトなどと共同で実施している「リユースPC寄贈支援プログラム」の協力により、一定限度数以内でリユースPCを提供する。
そのほか、プロジェクトの実施にともない技術的なサポートが必要な場合には、NPO法人市民コンピュータコミュニケーション研究会およびNPO法人イーエルダーの協力で有償サービスが利用できる。(費用は助成金で充当)両団体とも国内の様々なNPOに対して技術サポートを提供するサービスを実施している団体。
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